万博記念公園、行って知ったのですが見所が多い!
正直、太陽の塔だけだと思っていました。前回紹介した国立民族学博物館も良かったし、日本庭園や自然文化園などもあって、そちらもゆっくり見て回ってみたかったのですが、何せ次の日は仕事であまりゆっくりもしていられなかったので、今回は庭園を諦めてもう一カ所、折角なので万博気分を楽しむことにしました。
元鉄鋼館で昭和の大阪万博にタイムスリップ
私が向かったのはexpo'70パビリオンでした。こちらは1970年の大阪万博の際に鉄鋼館として使われていた建物で、それを使って2010年からexpo'70パビリオンという記念館として開館したそうです。
建物に年期を感じる。
当時の万博で使われていた建物を利用して大阪万博の記念館として開館しているというのがなんとも嬉しいですね。
大阪万博の素敵ロゴマーク
入ってすぐ大阪万博当時のロゴマークを発見。
よく見たらマークの部分が鏡になっていました。
カラフルなロゴマークのポスター。
正直、ここで初めて大阪万博のロゴマークを知りました。この頃からロゴマークってあったんですね。日本らしく桜を象っていて分かりやすい。
近未来的 スペースシアター
大阪万博当時からあったスペースシアター。
テーマが『建物自体が楽器』『鉄の歌』だったらしく、1970年の大阪万博開催当時の最新技術がこのシアターに盛り込まれ、音響や音楽に合わせたレーザー光線によるショーで人気だったそうです。
このシアターの中には入ることが出来ませんでしたが、ガラス越しにシアター内部の色がどんどん変わっていくのが見えて、暫く見入ってしまいました。
これをシアター内で、しかも今はLEDとかでライブでも色とりどりの光の演出もある今とは違って、まだ珍しかったであろう当時の人達にとっては驚きと感動の体験だっただろうなぁ。
万博当時を知れる面白展示
展示が色々と面白くて。
お気に入りだったのがこちら。
万博当時の一般的な格好らしいです。笑
子どもはサザエさんに出てくるわかめちゃんみたい。
そして、お父さんお母さんは・・・うちのおじいちゃんおばあちゃんが載せられているのかと思いました!笑
特に女性はうちのおばあちゃんそのまますぎて笑ってしまいました。
それから、入場者数や様々なものを数値化したもの。
迷子の数や水道代、ゴミの量まで。桁が凄すぎてイメージが出来ない・・・。
来年開催れる大阪万博の数字はどうなるのか、楽しみですね。その昔、愛知であった愛地球博には子どもの時に連れて行ってもらったので、できたら来年の万博も行きたいなぁ。
そして、こんな展示も。
各パビリオンの入場者数を階段でランキングにして展示してありました。
1位が当時のソ連なのは納得ですね。何せ月の石が展示されていて話題だったんですもんね!
2023年8月から公開!別館も凄かった
なんと、去年から公開された別館にも行ってきました。
ちょっとアトラクション感のある通路を進みます。ここに入る自動ドアもなんとなく一昔前の映画とかに出てきそうな宇宙ステーションっぽい感じでわくわく。
進んだ先には、各パビリオンでの制服が展示されていました。
どれもレトロで、でも昔のイメージの宇宙感出てて可愛い。これのレプリカとかで良いから試着して撮影出来るスポットとか作ってくれたらめっちゃ嬉しいのですが・・・!?
沢山種類があったので、どれかで良いので何卒・・・!!
これ、凄くないですか!?
なんと、大阪万博開催時に太陽の塔の天辺に設置されていた「黄金の顔」本物です。
今太陽の塔の上で輝いているのは二代目?でいいのかな?
こんなに近くで初代を拝めるとは。来るまでこの施設自体を知りませんでしたが、昨年の別館開館からこの展示も見られるようになったということですよね。
こんな貴重なものを入場料500円で見せてくれる太っ腹な大阪と自分のタイミングの良さに万歳三唱ものでした。
写真右手に見える通路がルートになっているので、すごい間近で真横からも拝むことができます。
こんなものも展示されていました。
太陽の塔の中にいた恐竜たちの初代。
ゴリラなど、壊れていてもそのまま展示されているものもあれば、新しく作り直されている生き物もいるみたいです。
まさかこんな明るい場所で、そしてこんなに近くで見られるとは。
太陽の塔に行ったら、ここはセットで行かなきゃですね。
表情とか、作りの細かさとか、じっくり見ることができました。それにしても、まだまだ現役で太陽の塔の内部にいてもおかしくなさそうなのに。
それくらい大切に綺麗に保存されているのがよく分かりました。逆に、今太陽の塔にいる二代目も再現度高いな、と。
初代黄金の顔を下から。
ここのフロアにはカメラが設置してあって、沢山ある画面に映し出されていました。
自分が映っているのが面白くて、思わず画面を撮影してみたり。
複数で行ったら黄金の顔の前に設置してある手の形の椅子に並んで座って、それを誰かに撮って貰うのも良いかも知れませんね。
本館に戻って昭和を満喫
昭和に作られたものだけれど、ちょっと未来を感じた別館から本館へ戻ってきました。
今はないけれど、太陽の塔に当時は張り巡らされていた大屋根。
わくわくしながら万博会場を訪れた人達を出迎えたのはこんな景色だったのかな?なんて想像が膨らみました。
こんなところにも制服を着たマネキンが。
やっぱり可愛い。そしてちょっとした展示の仕方がハイセンス。
当時お客さんを乗せて走っていた乗り物。
ディズニーランドとかにありそうなアトラクション感があって、可愛い。
シートの色とか色合いも昭和ですよね。
そもそも本館は壁や床が一面赤色で、それだけですごい映える空間でした。
昔の映画のポスターっぽい万博のポスター。
色々なパターンのポスターが作られていて、それだけ力が入った一大イベントだったことがうかがえますよね。
来年の万博、建物間に合うのかとか色々言われていた気がしますが、行けたら良いなぁと素直に楽しみにしています!