世界遺産『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群の宗像大社辺津宮
今回絶対行くと決めていた福岡旅の軸となる場所はこちらでした。
世界遺産の1つ、『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群の中に数えられる様々な遺産の中でも、九州本土にある宗像大社 辺津宮です。
元々漠然と世界遺産が好きで、昨年やっとまともに勉強してみようと思い、3級を受けて更にハマって今2級に向けて勉強中です。
だからなのか、日本国内にもまだ行ったことのない世界遺産が沢山あるので、行ける所から1つずつ『行ったことのある場所』にしていこうという思いからのチョイスです。(今までの行き先が京都に偏りすぎというのも否めませんが・・・笑)
さて、最寄りの東郷駅から丁度よくバスに乗り換え、15分ほど。少しバスに揺られただけでえらい自然溢れる場所に到着しました。
そのイメージがピッタリで、なんだか都会のど真ん中だったり、駅から歩いてすぐのアクセスの良さ抜群な場所とかではなくて、神秘的な場所に向かっているんだな、と感じられる移動の時間があってしかも道中ザ・田舎という感じで良かったと正直思いました。
到着した途端、少しひんやりとした澄んだ空気に包まれた気がしたのは、この日が天気が崩れがちで気温が低めだったり、自然に囲まれていて空気が綺麗だったり、理由はそれだけではないと思います。
バスでの移動中は雨が降っていたのに、到着した途端雨が止んだのもそう思わせられた理由の1つかもしれません。
何はともあれ本殿へご挨拶。
普段はお参りの際、心の中で唱えるのは願い事のみなのですが、今回は珍しく心の中で名前と住所と誕生日と年齢と・・・思いつく限りの個人が分かる情報を唱えてからお願い事を端から見たら変なオーラみたいなのが出てそうな勢いで強く念じてきました。
本殿の周辺には摂末社 が。
お社は24社ですが、祀られている神様は121柱だそうです。
気分は太古の時代を歩く
高宮祭場や第二宮・第三宮の方へ向かう道。
歩いているだけでもパワーを感じる気がするのはやはりここが特別な場所だからなのか、単に私が単純だからなのか・・・笑
なんだか太古の昔というか、国造りの時代辺りにタイムスリップして歩いているような気分にさえなれました。
第二宮・第三宮にお参りして、更に奥へと進みます。
木に囲まれた石の階段
雰囲気最高に良いですよね!
最強パワースポットかも?で神様との繋がり作り
そして、高宮祭場に到着しました。
ここ、辺津宮に祀られている市杵島姫神が降臨した場所と言われています。
ここで『割符守』というものがありました。願い事を書いて所定の位置に吊すという意味では絵馬のような感じですが、見ての通り見た目からして全然違っていて。
真ん中で割れるようになっています。写真の右側には名前と、裏に願い事を書いて高宮祭場前につるし、左の半分はお守りとして身につけます。自分が持っているものの片割れがこんな神秘的な場所にあると思うだけで、すごいパワーを感じます。
持ち帰るだけのお守りと吊すだけの絵馬が1つになって、より神社と自分との繋がりを感じられるのでやってみて良かったですし、とてもおすすめです。
宗像大社辺津宮の御朱印
御朱印は祈願殿というところでいただけました。
新しい建物で、屋内だったので天気が悪くてもゆっくり待つことが出来るし、なにより御朱印帳が濡れる心配がなくて有り難い。
宗像大社のグルメを楽しむ
最初の鳥居を出てすぐの所にむなかた茶愉というお店があり、そこで名物の姫餅(きもち)をいただきました。
2023年4月1日にオープンしたそうです。丁度1年前くらいですね。
ただのお餅かと思いきや、一口食べるとほんのり温かくて、中から何だろう?とろっとした餡かけの餡みたいなものが出てきてとても美味しかったです。
写真は今回の旅のお供のすみっコちゃんたち集合で。
姫餅を食べながら、ここまで来たら島に渡って中津宮や沖津宮遙拝所まで巡ってしまうか、いや、翌日仕事だから帰れないと大変なので、諦めてここで引き返すか・・・と一人もんもんと考えながらバスの時刻表とフェリーの時間と、中津宮などがある大島をどれだけの時間があれば巡れるかなどを調べまくっていました。
さて、私はこのあと大島へと渡ったのか、ここで帰ったのか、・・・というかこの日のうちに帰れたのか?
次回をお楽しみに。