昨日、ツイッターでは簡単に呟いたのですが、祖父からとある新聞一面のコピーをもらいました。
いかにも古いものという雰囲気が漂っていますね・・・。
昭和八年四月七日の『東京日日新聞』(現在でいう『毎日新聞』)です。
実はこれ、祖父の生まれた日なんです。
少し前に冷蔵庫を買いに行った際、そこのお店の人が面白い人で生年月日を聞いたかと思ったらこれを印刷して来てくれたと嬉しそうに話していました(●´ω`●)
自分が持っていたら失くしそうだからと私が預かる事になりました。
本やら資料やらが多い部屋なので紛れ込まないようにしないと・・・責任重大・・・(llФwФ`)
新聞を見てみると、昔の一面は本の紹介だったのかな?
ずらりと本のタイトルが並んでいます。
下部の方では『吉田松陰の殉国教育』という本に徳富蘇峰が書いた書評の一部が掲載されています。
あれ?徳富蘇峰さんって熊本バンドの・・・。
大河『八重の桜』にも同志社を設立した辺りから出てきましたよね。
もっと昔の人では・・・と、一瞬思いましたがよく考えると昭和三十二年まで生きておられたのでした!!
幕末生まれの人でも祖父なら生きている時代が被っているんですねΣ(,,oΔo,,*)
そう言えば新選組の隊士もこの時は池田七三郎さんがまだ生きておられた・・・。
私にとっては子母澤寛さんですら歴史上の人物でしかない彼らと同じ時代を生きたことがあると漠然とは知っていたはずなのにこれを見て突然現実味が増したというか祖父を通してグッと勝手に近づいたというか。
よく分からない感動が押し寄せてきました。
それと同時に、今でも毎日外でトラクターを乗り回したり桑を持って畑や田んぼの世話をするわ、でこぼこの畑の中で高い脚立に乗って果物を取って来てくれるわ、縄跳び持たせたら二十跳びするわ、とパワフルな祖父が意外と年を重ねている事に驚きましたΣ(,,oΔo,,*)
昭和を生きたことのない私が今、外に出て帰って来る頃には毎回バテバテの情けない状態なのに(´・_・`)
とはいえ、あれだけ動けていても高齢なんですよね。
今年の夏も暑い日が続いていますし、近くに住んでいるからこそ自分の身体には疎そうな祖父の健康を代わりに気遣ってあげたいなぁ(●´ω`●)
なんてね。
何故かこの紙一枚がきっかけで自分の中での話が色々と飛躍してじいちゃん、ばあちゃんっ子のレベルが一つ上がりました(笑)
もうすぐ祖母の誕生日がやって来ます。
昨日、一緒にテレビを見ていて興味を持っていた舞台のチケットをプレゼントして一緒に見に行こうとすぐに調べたのですが、テレビ効果か行ける日のチケットが売り切れてしまっていました(´・_・`)
ふりだしに戻ってしまいましたが、最近目が悪くてあまり外に出られていない祖母が安心して、且つ楽しめる場所に連れ出してあげられるようなものを見つけたいなぁ。
新聞もね、図書館で無駄に昔のものを見たりはするのですが、そういえば自分の生まれた日のものを見たことがなかったなぁと気付きました。
確実に分かるのは、テレビ欄には『紅白歌合戦』があるという事かな(笑)
今度図書館に行ったら漁ってみようと思います♪