昨日は久しぶりのラジオ出演に緊張しすぎて終わって帰ってから疲れ切って速攻ダウンしていました。
慣れない事はどうしても体力消耗が激しいですね。
はい、『ブラタモリ』好きです。
仙酔島とは
鞆の浦に浮かぶ周囲約6㎞の島で、およそ6000~8000万年前(中生代後期白亜紀)に起こった大規模な火山活動でできあがったと考えられているそうです。島のほとんどがその活動によってできた流紋岩質凝灰岩や熔岩という、タモリさんが来たら地質についてあつーく語ってくれそうな場所です。
タモリさん、確か尾道でブラタモリをやっていましたが、鞆の浦はしていないですよね…?私が見逃しているだけ…?ぜひここでブラタモリやって欲しいです。
実際には5分程度の船旅でしたが、ブログではやっと仙酔島に到着です。ちなみに仙酔島と書いて『せんすいじま』と読むらしいです。
平成いろは丸とはしばしのお別れ…。
実は1日40便も運航されているのであまり時間を気にせず気楽に渡って気軽に楽しんで気軽に帰ることができます。
気軽さって大事!!
さぁ、冒険だ!
島に渡ってすぐ、こんな地層がお出迎え。
もう凄いけどなんなの、と思わず言ってしまうレベルです。
岩のトンネルをくぐって…
島にはいくつか宿泊施設やキャンプ場があるらしく、雰囲気が確かにそういう感じ。
何でしょう…小学生の頃の夏休みを思い出す。ノスタルジー。
そんなことを思っていたら海に出てきました。
お盆なんて疾うの昔に過ぎているのにちらほら海水浴客もいました。今年は新型コロナウイルスの影響で閉鎖した海水浴場も多かったみたいですが、ここは一応遊泳区域が設けられていて、監視員はいないようでしたが泳いでもOKだったみたいです。
對潮楼でも見かけた龍馬さんがここには大きなパネルでいました。
ちなみに私は高知県のキャラクター、坂本龍馬くんのファンです。サービス精神旺盛で一度会うと好きになります。機会があれば是非声をかけてみてください。
そして、鞆の浦といえば…な鯛がどーん!!
鯛飯が食べたくなってきました…。笑
地球が生み出した不思議を見る
前のブログからずっとバテバテな私ですが、本当にこの日は暑くて、日差しダメな私はそれでも意地でマスクに長袖パーカーにフードを被るという格好だったので、もう無理ーもう無理ーと言いながら歩いていました。
そんな理由もあって、島を一周はできていません。もう少し涼しくなったらリベンジしたいとは思っています。
そんな感じで途中まで頑張って見に行った場所をご紹介。
色々なルートがあるようですが、私は海沿いの海岸遊歩道を延々歩いてみました。
正直、日を遮るものがないので、炎天下の中を歩き続ける形になります。私のような日差しに弱いタイプの人には真夏にここを歩くことは絶対オススメしません。
でも、すごい地層と出会うのは圧倒的にこの道だと思うので、これからの時期や春など涼しいシーズンにはとってもオススメです。
大地の激変
写真では分かりにくいかもしれませんが、この辺りで約9千万年前に激しい火山活動があり、その後大きく大地が左側に傾き、そして激しい地震が何度も起こったことが分かる場所なんだそうです。
詳しくはここの立て看板に書かれていて、そこにある図と実際を見比べてやっとここかな?と分かりました。タモリさんなら地層を見たらパッと分かりそうなくらい複雑な形をしていますよね。
ここもすごい地層が。
仙酔層というらしく、火山灰混じりの礫岩、砂岩、泥岩と頁岩が重なり合っている厚さ約15mの地層に名付けられているそうです。
…なんて説明を読んで地層を見つつ、その前に立っている沢山の細い岩が気になって仕方がありませんでした。笑
海岸遊歩道は日差しの強さは溶けるー!焦げるー!あーここ火傷したー!と騒ぐレベルでしたが、写真を撮るには最高のロケーションでした。
綺麗に日焼けが出来る肌になりたい…。
インドアも好きですが、アウトドアも大好きな私にとっては結構致命的です…。
!?!?これ、どうなってるの!?
石垣のようなものを築いて支えているようですが、これがなかったらどんな地形だったのでしょう?
かなり細いところまでセメントなどを流し込んで固めるではなく、石をつめて固めている細かさが凄い…。
今回、私が目指したゴール地点はこちらでした。
『五色岩』と言われるここは、青・赤・黄色・白・黒の岩があり、パワースポットにもなっています。
皆さんはそれぞれの色を見つけられましたか?
このような場所は世界で55カ所、日本ではここにしかないらしいですよ。この岩がある場所は天地の『氣』が集まった場所で、太古の昔に地球のマグマが隆起して地上に突出したエネルギーの高い『ハレの地』でもあるらしいです。
ここでパワーをたくさんもらった気がしました。
と、いうわけでもう少しだけ先に進んでみました。
丁度いい岩陰を見つけたので入り込んで一休み。
ちょっとした雨風なら防げてここなら野宿できそう。なんて思う野生児。笑
先に進んでみると、丁度引き潮だったのか下加美島との間に道が出来ていました。
このすぐ先は砂浜で、そこからこの道を渡ることが出来たので行ってみました。
下加美島から見た仙酔島。
この島と島との間の道、結構岩肌がゴツゴツしていて、フジツボなども付いていたので転んだら大怪我ものです。
歩く際はくれぐれも気をつけて…。
最初に見た海水浴場まで戻ったところで塩ソフトを食べました。
気温も暑いし着ているものも暑いしでパーカーの中蒸し風呂状態だったので良いクールダウンになりました。
まだまだこの島には楽しそうなスポットが沢山あったので、もう少し涼しく歩きやすいシーズンに行ってみようと思います。
次回は再び平成いろは丸に乗り、島から戻って鞆の浦散策です。