最近は肌が焼け付くような日差しに夕方にはゲリラ的な雨。すっかり夏ですね。
夏は油断をするとすぐに肌が火傷状態になるので気が抜けません…。今日もしっかり日焼け止めを塗って日傘をさして薄手の長袖パーカーといういでだちでの出勤でした。
そんなことをしていれば、あっという間に7月も今日で最後。今年はもう半年以上コロナに振り回されているという事実に驚かされます。
さて、先日、岡山県倉敷市にある下津城跡に足を運んできました。
実は結構お城好き…正確にはお城よりも石垣が好き…詳しくはないけれど石を積まれているのをただ見るのが幸せ…という人間です。笑
駐車場に車を停めて早速散策です。
何のためにあるのか不明すぎる階段を発見。しかもこれは下津井城跡のものではなくて新しい…。この階段の先に何か作る予定だったのでしょうか?
それともハリー・ポッターの9 3/4みたいな感じで特定の人が通ると別の場所に行けるとか?想像が膨らみます。笑
最初の石垣を発見!!
見えている石は比較的丸っこいものが積み上げられていてかわいい。
そして所々に崩れたと思われる元石垣らしき石たちが。
そこを登ると西の丸跡に到着。
石垣しか残っていないこの城跡ですが、ちゃんと何があった場所なのか、こんな風に柱を建ててくれていたので、どんな造りだったのか想像がしやすかったです。
左右は急斜面になっていて平均台の様な道。
これはギリギリ2人通れるかな?くらいの細さだったから攻められない!!
縦になって攻めてくる敵を1人ずつ倒すための道かな。
お城に行くと、だいたい天守閣までは自分が攻めている気持ちで歩くようにしています。そうすると城の防御や造ったときの作戦が想像できてより楽しめる気がします。
思っていたよりも沢山石垣が残っていました。嬉しい。
それに、もっと手入れされていなくて崩れているとも思っていました。
これは野面積みになるのかな?見るのは好きでもちゃんと勉強していないからどれがどれやらさっぱりという無能です…。
この階段を登ると…
広い草原に到着しました!!
子どもの頃なら思わず駆けだしていました。大人だから我慢できました。笑
この広い草原こそ下津井城の本丸があった場所です。
立派な建物があったのでしょうね。それが見られないのは残念…。
この本丸は景色も抜群で、ここから瀬戸内海が見えました。
恐らく昔はこんなに目の前に大きな草や木が生えていなかったでしょうから、絶景を独り占めなんてことも出来たかもしれません。
そして、瀬戸内海の方に背を向けると、そこには天守台が残っていました。
でも、天守台という割には小さいような…。沢山木が生えていて全貌が見えにくいせいでしょうか?それとも天守といいつつ見張り台みたいな感じのものだったのかな?
少なくとも姫路城とか大阪城とか、岡山城とか…あのイメージの天守ではなかったのだと思います。
この本丸の広場には『下津井城跡』とえらい可愛い独特の文字で書かれた石碑が建っていました。
誰が書いたのか分かりませんが、いい味が出ていると思います。笑
こちらは少し坂を下りて二の丸跡…だったかな?
実はGo Proで動画を撮ってまわろうと思っていたのですが、充電があまりなくてほとんど撮れておらず、写真を頼りに記憶を呼び覚ましているので回った順番や場所の名前はあやふやです。
ここからは瀬戸大橋がよく見えました。
桜の木もあるので、春には密かにお花見の名所みたいです。
知らなかった…。でも、今年はコロナの影響でここでのお花見は禁止と看板でしっかりと注意喚起がされていました。本当にコロナは楽しみをことごとく奪っていきますね…。
確か二の丸跡から少し登って三の丸跡。
ここの木に違和感を感じて寄ってみると…。
なんかくっついてるーー!!
なんというキノコでしょう?この木にだけ異様に沢山付いていました。
ここが確か私が歩いたルートでは一番奥でした。
木に隠れていますが、無効に見えるのは世界最恐との噂があるスカイサイクルがある鷲羽山ハイランドです。
ちなみに私は数年前に乗ったとき、両手離してカメラを持って瀬戸大橋を撮りまくっていました。意外と怖い物知らずかもしれない。笑
何も遮る物がないので、瀬戸大橋を撮るなら一番良い絶好のスポットかもしれません。
少し戻って下の道に下りてみると、恐らくこの日見た中では最長の石垣を発見しました!!
これだけつながっているとお城に来た感じするわー。
崩れてしまっているのか、もともと山にあった石が石垣跡に見えるのか…?
どちらか分からない状態になってしまっている石もありました。
でも…多分元々は石垣ですよね…?
割ろうとしていたのか、結局どこにも使われることなく置き去りにされたらしい石がありました。
こういう石、楔を打ち付けられた跡を見ると作っていた人の息づかいを感じるというか、その時代の風が吹いた気がするというか…。ぐっと自分が遙か昔に入り込めた気がして好きです。
あー、何の解説もない、ただ巡った場所を紹介した記事になってしまいました。…いつものことか…。笑