今年も色々あったなぁ・・・楽しかったなぁ・・・と1年の振り返りを始めたら、友達から「お前の本番これからやん?」と言われました。確かに。笑
そんな感じで今日もゆるーく生きております。
今回は、逢坂の関の時の様に、1つの場所だけを紹介します。
まずは山門をくぐって中へ・・・。
『義仲寺(ぎちゅうじ)』さんです。
ここでは住職さんが説明をしてくれました。
境内には芭蕉の花も咲いていました。
松尾芭蕉の雅号の由来!!
初めて見ました。
なんだか花の根元辺りがバナナに似ていますね。
英語では『ジャパニーズバナナ』と呼ばれているそうですよ。
芭蕉の花は5年に1度しか咲かないそうで、ガクがめくれてめくれて下へと徐々に伸びて行き・・・花が咲いて実が出来たら死んで倒木してしまうので、切り倒すそうです。
なんとも貴重なものが見られました。
義仲寺の本堂である朝日堂で手を合わせ・・・
巴塚で手を合わせ・・・
武勇に優れた美女で、武将として義仲を助けたと伝わっているそうです。
義仲公墓にも手を合わせ・・・
松尾芭蕉は『木曾塚』と言ったそうです。
毎年1月の第3土曜日に『義仲忌』を執り行うのだとか。
芭蕉翁の墓にも手を合わせました。
松尾芭蕉は元禄7年(1694年)10月12日に大坂の旅舎で亡くなりました。
そこから遺言に従って義仲寺に葬る為、門人達の手によってこちらに運ばれ、お墓は当時の場所のままだそうです。
翁堂
丁度、すぐ側にある紅葉が色づき始めていました。
木魚を叩いて。
中はこんな感じで祀られています。
天井絵も素敵でした。
伊藤若冲が描いた『四季花卉』の図らしいです。
美術系にはかなーり疎い私でも知っている伊藤若冲!!
色がかなり褪せてしまっていますが、今でもとても綺麗な天井絵がそこにありました。
描かれた当時に見てみたかったなぁ・・・。
無名庵
松尾芭蕉が義仲寺に宿泊した際、利用したのがこの『無名庵』だそうです。
出入り口はこちら。
入る事はできないので、外から。
とても雰囲気の良い、そして時代を感じられるお寺さんだったので、松尾芭蕉の句作にも良い影響を与えた場所なのでしょうね。
山門を出て、すぐの場所にある巴地蔵堂。
あと1ヵ月少しでやってくる受験に向けて、受験生や周りに受験生がいる方は是非。
私も従妹が今年大学受験なので、合格祈願をしてきました。
この後は膳所城があった辺りを歩いていきます。
その話はまた次回。