歴史好き女子の『おでかけ日和』

史跡や歴史的建造物、寺社仏閣をメインに旅している歴史好き系カメラ女子のブログです。はてなブログ2019.10.14~

【第1回】中山道を歩く①【三条大橋〜山科】

予告通り、無事に中山道を歩くというながーい道のりのスタートを切ってきました。
 
 
 
この中山道を歩くツアー、私が参加したバスツアーだけではなく、近隣の県から集まってのかなり大規模なもので、三条大橋の下で全員集合して、初回の特別ゲスト、お髭の梶さんのお話を聞いたり準備運動をしたりしました。
梶さん…とっても面白い。
長い長い道のりを歩く極意を教えてもらいました。
①ただ歩くだけじゃなく、色々なものに興味を持つこと
②自分なりの楽しみを持つこと
③歴史を感じること
 
なるほど。余裕ですね。
①や③に関しては1人で歩いている時からの癖のようなものだし、一瞬でビルを消して当時の街並みを思い浮かべるのは当然のことです。
②も浪士組が歩いてきた道を江戸へ向けて逆走しようというのだから楽しくて仕方がないので。
もしかしたら彼らとどこかですれ違うかも…おっと、これも妄想か…なんて思っております。
梶さんが言っていた、それぞれの宿場で何をするかというのを、あらかじめ調べてノートにまとめておくというのは次までにやってみようと思います。
 
 
さて、三条大橋からいよいよ出発。
この先、頼りになるのは先導してくれるチームリーダーさんと自分の足のみです。
 
 
まずは「東海道五拾三次三条大橋弥次喜多像」
で旅の祈願。
…なんかうさ耳が生えてる…。
もうすぐハロウィンだからかな!?
 
 
隣には新選組情報が書かれた特有の看板が。
池田屋事件の時の〝あれ〟ですね。
 
 
そう、これです!!
擬宝珠に付いた刀傷!!
チームリーダーさんも説明してくれていました。
出発早々新選組の話題が来ると、新選組好きとしては気分が高まります!!
 
 
三条大橋からの鴨川。
私たちが歩いていた時間は有難いことにとても良い天気だったのですが、バスが京都に入る前は雨が降っていたらしく、川の水が少々多め。
ちなみに、その向こうにかすかに見える!?見えない!?な四条大橋の方では、この日南座でリニューアルの杮落としがあり、沢山の有名な歌舞伎役者さんが練り歩いたそうです。
 
 
土下座…と言われてしまいがちな「高山彦九郎皇居望拝之像」。
この人、銅像に付けられた名前でも分かる通り、皇居の方向に向かってお辞儀をしてるんですよね。とっても尊王な人だから。
決して土下座ではないです。
 
 
さぁ、三条通りを進みます。
と、見えてきた道標。
「ちおんいん ぎおん きよみず」と書かれています。
ここを左に曲がると知恩院祇園(八坂神社)、清水寺に辿り着くという標です。
この道標、1678年に建てられたもので、京都にあるもののなかで一番古いものなのだとか。
よくこの辺りは歩くし、何度も見ている道標だけれど、知らなかったー!!こういう発見もツアーならでは。
見る目が変わりますね。
 
 
私のブログでも何度か載せた気がする龍馬さんとお龍さんの結婚式場跡。
ここも紹介してくれていました。
京都には幕末の史跡が本当に多いですよね。
日本で初めての新婚旅行に行ったといわれているなどのエピソードも紹介されていましたよ!!
 
 
さて、お昼ご飯の時間です。
明治時代に作られたけれど…平安神宮
意外と知らない人も多いですよね。
明治28年に平安遷都1100年を記念して造られました。
平安遷都を行った桓武天皇と、京で過ごした最後の天皇である孝明天皇が祀られています。
 
 
ここでお待ちかねのお昼ご飯。
平安神宮がよく見える岡崎公園でお弁当を配られました。
お腹がすいていて、すぐに食べてしまったのでお弁当の写真を撮るのを忘れてしまいましたが。
豪華でとっても美味しかったです。
 
 
さて、お弁当でエネルギーチャージして、ここからがこの日の本番。
歩きましたよ~!!と、いっても初回で、所々で梶さんのお話タイムもあったので、距離は少なめですが、とても勉強になりました。
そんなわけで、お昼休憩後は次のブログで。