私が行った頃、松前城は桜が丁度満開を迎えていて、さくらまつり開催中でした。
お城の敷地内に入る前から沢山の桜の気配を察知!!
本州では既に見られなくなってしまっていた桜がこんなに沢山。
この時期に北海道に、しかも桜が有名な松前城に行くということで、勿論期待はしていましたが、まさかここまでとは。
しかも、桜の種類が豊富で、全く違った種類の桜が至る所に咲いていて、見ていてとても楽しかったです。
これは枝垂れ桜の一種かな?枝が垂れていました。
こちらは真っ白な花びらの桜。
松前公園には250種類、1万本の桜が植えられているそうですよ。
本数にも驚きですが、桜って250種類も種類があるんですね!!そちらにも驚きでした。
そうそう、『松前城』って『福山城』とも呼ばれているんですよね。
実家の比較的近くにも同じ名前のお城があった気がする。笑
上から見ると、埋め尽くさんばかりの桜の花が。
そして遠くには海も見えます。なんて素敵な景色。
これでもっと天気が良ければなぁ・・・とは言わない・・・。
松前城といえば、戊辰戦争で蝦夷に渡った旧幕府軍に落城したところでもありますね・・・。
天守の中も見学して、のんびり集めているお城スタンプもいただきました。
近場もまだなのに、松前城のスタンプゲット。
嬉しくなりますね。
松前公園内にはお寺や神社もずらっと。
そのなかの光善寺さんにあった『血脈桜』はとても立派な桜でした。
この桜、200年以上前に松前城下の鍛冶屋が息子跡を継いでから、娘を連れて上方見物へと行った際に、吉野山の桜に魅せられ、そこにあった尼寺の庵主と仲良くなり、もらって帰った苗を植えたものだそうです。私にとっては意外と近くからの由来のものなのですね!!
時は流れ、古くなった光善寺を建て直す際に桜が邪魔で切り倒すことになりました。その切り倒しの前日、夜に桜模様の着物を着た娘がやってきて血脈を授けてくれるよう頼むので、住職が授けたそうです。そして翌日桜の木を見ると、昨夜授けた血脈が気に結び付けられていて・・・。
桜の切り倒しは中止になり、今も見事な桜を楽しめるそうです。
思っていた以上に賑わっていて、桜が綺麗で、本当に行って良かったです。
ここから歩いてすぐの場所にお宅訪問したのですが、ブログが長くなるので、そちらの話は次回にします。