毎年12月になると行く場所。
鳥取県にある砂の美術館です。
毎年、砂で世界旅行と称して色々な国をテーマに開かれるこの美術館。
このブログの『鳥取旅』テーマを遡っていただけると、去年・一昨年の分は載せているので見ていただく事が出来ます。
今回は記念すべき第10期で、アメリカがテーマでした。
その一部をご紹介。
入ってすぐ、名だたるハリウッドの名俳優・名女優がお出迎え。
このビッグサイズなハンバーガーとフライドポテトがアメリカーンって感じしますよね。笑
気分は完全にアメリカ旅行中のトラベラー。
『アメリカ文学』ということでこんな風に紙から飛び出している風の砂像も。
どれが何の作品か分かりますか?
アメリカ旅行の次はタイムトラベルも!?笑
ゴールドラッシュの頃のアメリカですね。
今回写真は載せませんが、エジソンやリンカーン、ワシントンなどなど、歴史上の偉人も砂像になっていました。
写真や絵で見たことのある彼らにそっくりでしたよ。
アメリカの原住民族。
今にも話し声が聞こえてきそうですし、馬で走り出しそうですよね。
もう、こちらは走っちゃってますね!!
躍動感が半端ない!!
馬の息遣い、蹄やピストルの音、聞こえた気がします!!
密かにお気に入りだったのが、この躍動感半端ない疾走する馬の陰にいた彼。
目が見えないのに、何故かこの表情が好きでした。
是非ともお顔を拝見したい(←無理です)
NASAをイメージしたこんな砂像もありました。
夢の宇宙旅行~。
あ、昨日スターウォーズやってましたね。
ラシュモア山。
え、本物を切り取って鳥取に持ってきましたか!?
本物も岩肌を削って作られているので、リアルすぎて頭が一瞬こんがらがりそうになりました。
岩肌っぽさもちゃんと砂で表現できちゃってますよね。
外にも雨避けのテントを作って砂像が設置されていました。
こちらはなんと、現アメリカ大統領のトランプさん。
そそそ・・・そっくりすぎじゃありませんか!?
3Dプリンタとかで作ってます!?それともご本人から型とってます!?
思わずそんなことを思ってしまいました。
毎年思うのですが、ここに来ると凄すぎて感覚がおかしくなります。
駐車場にも砂像。
映画のゾンビがリアルに再現されていました。
こちらは特殊な糊を混ぜて作っているとかで、雨避けのテントがないにも関わらず、綺麗に保たれていました。
砂の天敵は水ですからね。
この美術館の建物が出来る前は外で期間限定で砂像展をやっていたのですが、どうしても雨が降るとポツポツと穴が空いてしまったり、崩れてしまったりしていました。
そういう脆く、儚い所が魅力でもありますよね。
この砂像展も来年の1月3日まで。それが終わると壊されて、3ヵ月ほどの休館の間にまた新しいテーマのもと、新しい作品が作られるのです。
だから、いくら凄い作品でも、見ることが出来るのは決められた期間限り。それ以降は永遠に失われてしまうとってもレアな芸術作品。
ついつい毎年足を運んでしまうのは完全にこの美術館の作戦に嵌ってしまっている証拠ですね。
最後にもう一作品。
砂の美術館の近くにあるお土産センターに置いてあった招き猫。
これなら家に欲しい!!
そうそう、念のために書いておきますが、今回載せた写真に写っている人物、物は全て砂で出来ております。
もう一度言います。全て砂なんです!!