前回のブログにコメントありがとうございます。
有難く読ませていただいているのですが、紹介したい場所や載せたい写真がまだまだある為、更新を優先させていただいております。
お返事は暫くお待ちください。
さて、今回の場所、タイトルで分かった方はおられるでしょうか?
岡山の方なら分かるかもしれませんね。
前回紹介した『羅生門』から車で少し走った場所にあります。
こんな風にカラフルなライトアップをされている写真を見たことがある人もいるのではないでしょうか?
タイトルにも書いたとおり、江戸時代末期に猟師が狸を追っていて発見した鍾乳洞らしいです。
その為、入場券の発券所近くにこんな狸の像と、足元には狸の足跡らしきデザインがあります。
昭和四年にこの地を訪れた歌人の与謝野鉄幹・晶子夫婦は詩で奇趣に満ちた洞と激賞したそうです。それが『満奇洞』の名前の由来になったそうです。
この碑はそんな二人が詠んだ詩が刻まれています。
おのづから 不思議を満たす 百の房
ならびて広き 山の洞かな
---鉄幹
満奇の洞 千畳敷の 蝋の火の
あかりに見たる 顔を忘れじ
---晶子
そんな満奇洞ですが、ここが知られている一番の理由は『八つ墓村』ではないでしょうか。
昭和五十二年の渥美 清さん、平成八年の豊川悦司さん、平成十六年の稲垣吾郎さんが金田一耕助役をした『八つ墓村』のロケ地として使われました。
平成十六年の金田一耕助である稲垣吾郎さんやこの時出演していた藤原竜也さんのサイン色紙が鍾乳洞のすぐ側にある待合室の様な場所に展示されていました。
このサイン色紙があるということ、満奇洞の出入り口でチケットを確認していたおじさんに教えてもらったのですが、主演の稲垣さんではなく「藤原竜也のサインがあるよー」と教えてくれました。
何故私が藤原竜也が好きだと分かったのでしょう!?
もしやあのおじさんは金田一・・・?
因みに私が藤原竜也を好きな理由はお察しのとおり、『新選組!』で沖田総司役をしていたからです。
この『千枚田』という場所で小梅おばあちゃんの死体を浮かばせた有名なシーンに使われています。
未就学の頃に来たきりなので、曖昧な記憶しかありませんでしたが、心なしかこんな景色は見たことがある気がする・・・。
結構広々とした空間が広がっていました。
外との温度差がある為、入ってすぐは少し寒いくらいでしたが、ひんやりとしていてとても過ごしやすい場所でした。
外もこんな感じだったらなぁ・・・なんて。
夏にはうってつけの観光地ですね。
そうそう、この辺りは『日本最古の蔓牛』と言われている千屋牛(千屋牛の碁盤乗りという伝統芸能もあるみたいです!!)の生産地もありますし、車で走っているとマスカット畑もちらほらありましたし、そしてお蕎麦も有名ですし、美味しいものも堪能できるので夏休みにまだ予定のない方は良いかもですよ!?と密かに言っておきます。笑