もう三週間くらい前の話になってくるので大急ぎで書かねばですね(A;´・ω・)
備前長船刀剣博物館で行われている特別展『薄桜鬼刀剣録~幕末維新の刀剣展~』に行って来ました♪
行くとすぐ、あーコラボしてるんだなぁと今更ながらに思うくらい薄桜鬼キャラがいました。
土方さんや沖田さん、永倉さん、斎藤さん、藤堂さん、原田さんくらいは把握していたのですが、思っていたよりも沢山幕末の人物がキャラになっていたことと、オリジナルキャラを知らなかったので若干戸惑いました(A;´・ω・)
祐春。
新選組隊士、林信太郎が長船の新々刀、祐春を愛刀としていたらしいです。
コルトポケット。
桜田門外の変で使用されたものと同型のものです(・・;)
と・・・一つ一つ載せていてはきりがないのでここからは駆け足で。
本当に沢山の刀や当時の武器、装束などが展示されていたので。
幕末好きの方はゲームを知っていても知らなくても9月19日までに長船の刀剣博物館に足を運ばれることをお勧めします。と、薄桜鬼をやったことがない私が全力で推しておきます!!
氏繁。
永倉さんが使用していた刀と同作者さんかな?
鬼神丸国重。
あぁあああっ!!国重様っ!!と私が興奮したのは言うまでもありません←
タイプなもので。
斉藤さんの愛刀が鬼神丸国重と言われていますよね。
更に興奮したのが・・・
あぁあああっ!!国清様!!菊一文字と呼ばれるあれです!!
正直沖田さんが菊一文字を使っていたとは思えませんが・・・それでも刀としては魅力的でした( ´艸`)
横にもう一口、沖田さんの愛刀として定番の加州清光も展示してあったのですが、度々加州清光は私のブログにも登場させているので今回は割愛します・・・。
虎徹。
近藤さんの愛刀として紹介されていましたが、大久保一翁伝来となっていたので大久保利通のものなのかな?
近藤さんの虎徹は本物だったのか贋作だったのかは分かりませんが、これは本物の虎徹さんです。
今回一番の興奮はなんといっても土方さんが本当に腰に提げていた康継が岡山県で見られたことです。
そこだけは撮影禁止だったのでしっかりと目に焼き付けてきました。
長船長守。
生麦事件の際、海江田信義が実際に所持していた刀らしいですΣ(,,oΔo,,*)
西郷さん愛刀の綱俊。
拵えの薩摩藩の家紋に驚きでしたΣ(,,oΔo,,*)
鞘だけでなく、鍔にも。
ぱっと見水玉かと思っていたら全て薩摩の家紋という・・・。
他にも吉田松陰や高杉晋作の肖像画や久坂玄瑞の書簡、銃などなど色々な展示があったのですが挙げていたら本当にきりがないのでこの辺にしておきます(A;´・ω・)
展示物ではあと一つだけ・・・。
一部ではありますが、火縄銃の小道具です。
火薬入れに火薬ためし、烏口、口薬入れなどがずらりと並べられていました。
これらを使って一発撃つためにせっせと火薬を銃に込めていたと思うと・・・なかなか大変ですね。
この日は銘を切ってもらえるという事でせっかくなのでお願いしました(●´ω`●)
お願いしたのは勿論『沖田総司』。
トントントントン・・・と少しずつずらしながら打っているので良く見ると打った痕がガタガタ・・・と刻まれていてアジがあってとても素敵なものになりました(●´ω`●)
世界にたった一つのものです。
刀を作っている方にも寄りました。
写真の下の方が磨いた部分で上の方はまだ磨いていないところ。
写真でも結構分かり易いですよね?
ここで刀を研ぐ作業をされていた職人さんが私の事を覚えてくださっていたらしく、色々と教えてくれました(●´ω`●)
覚えられているなんて思っていなかったので嬉しく思いつつ・・・自分何回行ってるんだと心の中で突っ込みつつ・・・(笑)
砥ぎ石にも種類があって、順番に砥いでいくらしいです。
しかも、同じ石でもその刀と相性の良い物と悪いものがあって、とても繊細な作業なのだとか。
中にはどの刀とも相性の良いミラクルな石もあるのですが、どうしても擦り減ってしまうものなのでそれは最後の手段にとっているなんて裏事情も教えて下さいました。
奥が深い・・・。
同じ部屋のもう一方では大包平の写しに樋を入れる作業が行われていました。
切っ先に近い所、樋の先端部分が少し彫られているのが分かるでしょうか?
刀って厚さもあるし、しっかり打たれて固いし、丈夫に作られているのに、しっかり固定されているにも関わらず揺らすと振れ幅があって柔軟性もある事がうかがえました。
だから折れにくいのかと実感しました。
最後は何故か大包平に樋を入れる作業をしていた職人さんの愛猫の撮影会(笑)
今度は是非刀の目利き講座にも声をかけてもらったので参加したいと目論んでいる私です。
また長船に出没する機会が増えそうだ(笑)