宵山一日目です。
翌日には台風を警戒して提灯などの装飾を一部取り外してしまったので、本来の姿を楽しめたのはこの日だけでした。
四条通りを西へと歩きつつ横へ逸れつつ前祭で巡行する山鉾全てと後祭で巡行する山鉾の一部を見たので、結構な数になりました。
この全てを載せるのはかなり骨がいる作業になるので、今回は四条通りにある主だった鉾のみを載せていきます。
まず見えてくるのが長刀鉾。
山鉾巡行では先頭でやってきます。
メインの稚児さんが乗るのもこの鉾で、祇園祭関係の鉾のデザインはこれがモデルになっています。
長刀鉾由来は鉾の天辺に三条小鍛冶宗近作の大長刀を飾ったかららしいです。最近ゲームで日本刀がブームですが、天下五剣の一つ、『三日月宗近』を鍛えたのと同一人物が作った長刀です。
今は大切に保存されている為、長刀鉾には別の長刀が取り付けられています…。
順番的に函谷鉾だと思います(A;´・ω・)
名前の由来は故事からだったかな。
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菊水鉾。
名前の由来はこの辺りにあった井戸の名前らしい…。
これは室町通りを少し上がった所にあるのですが、個人的に思い出がある鉾なのです(●´ω`●)
月鉾。
個人的に一番好きな鉾です(●´ω`●)
見た目は勿論、お囃子も好み。
祇園祭の山鉾の中で一番大きく、そして重いらしいです。
豪華絢爛でまさに『動く美術館』。
名前は昔は違っていたそうですが、鉾の天辺に新月型を付け、月読尊を祀っている事から月鉾になったとかなんとか…。(あやふやですみません…)
四条傘鉾。
一番西にある鉾です。四条油小路辺りにあります。
壬生寺の方から四条通りを歩いていれば、最初に見えてくる鉾はこれ。
明治4年頃に途絶えてしまっていましたが、昭和60年に再興されて巡行に復帰しました。
こうしてのんびり歩いて、阪急大宮駅の辺りが見えてくると帰って来た~という気分になります(●´ω`●)♪
夜の壬生寺や八木邸、旧前川邸の辺りを外から眺めつつ、この日の宿泊先へと向かいました。