長い事書いていませんでした・・・すみません。
既に小説の方は第五章まで進んでおります。
E★エブリスタ『花の一夢』
↓
http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=22880475
第三章は芹沢鴨暗殺を題材とした話でした。
笹原嘉門と将棋をしている場面から移っていくのですが、二人が使用したという石の将棋盤は現存しています。
これについては前回簡単に触れたのでそちらを参考にしてください。
http://ameblo.jp/reno-1231/entry-11988149456.html
正直、今回は創作だらけです。
史実や通説に沿っているのは
・壬生浪士組の誕生のくだり
・暗殺当日、角屋の松の間で宴会を開いた事
・雨が降っていた事
・実行メンバーは土方歳三、山南敬助、沖田総司、原田左之助だったということ
くらいでしょうか。
下手人となったメンバーにも諸説あって、有名な出来事なのに分からない事も多い事件です。
新選組としては隠したい出来事ですしね(´・_・`)
沖田さんに将棋を教えたのは芹沢さんという事にしていますが、この辺りは完全に私の想像・・・いや、妄想と願望は少しといったところです。
将棋中の会話もこんな関係性だったら良いなぁ・・・、と。
ただの仲良しではなく、力を認め合っているからこその、といった感じでしょうか。
今回、永倉さんには角屋を出て道を阻む役をやってもらいました。
同じ神道無念流ですし、義理堅く真っ直ぐな性格(私のイメージです)の永倉さんなら不穏な空気を察知して例え仲間であっても、一人対複数であっても間違えていると思ったら阻止しようとするのではないかなと。
作中ではあっさり沖田さんに峰打ちで倒されてしまいますが、本当はもう少し活躍させたかった・・・。
そんな思いで、沖田さんが芹沢さんを思い浮かべる際、一緒に語る役としても出てきてもらいました。
彼がぴったりではないかなと。
そしてメインの芹沢さんとの決闘。
雨の日は暗殺に向いていないと理由をつらつら思いついたように書きましたが、実際はどうなのでしょうね(´・_・`)
何より、芹沢さんとの描写は完全に妄想です。
八木邸を訪れた時に聞いた文机に躓いて転んだ、というのと鴨居の刀傷は沖田さんのものではないか、というところ以外は見事に妄想かな。
それと、その際寝ている上に芹沢さんが倒れこんできた八木家の息子が斬られて足に怪我をした、という話は芹沢さんの下敷きという所だけ書きました。
怪我の話は書きそびれたという・・・。
土方さんが最後の一太刀を浴びせたと聞きましたが、この小説では沖田さんに。
土方さん・・・。芹沢さんの狸寝入りには気づかないし最後は沖田さんに持って行かれるし・・・活躍させられなくてごめんなさい。
新選組作品で必ずといって良いほど書かれるエピソードを書くって難しいですね。
完全趣味の小説なので史実と違うじゃないか!!は許してください(´・_・`)
この章は作りに作って解説するところがありませんでした(´・_・`)
ただ、この作品の中の沖田さんの性格が良く出た章だったのではないかな、と思います。
次は読んで下さっている方は知っていると思いますが、色々と飛ばして池田屋事件の話です。
これこそ一番有名で、必ず書かれるところなので妄想満載ですが、またブログでこうやってだらだらと小話をしてみようと思います。
そう・・・だらだらと。
作品の方は今ネット上には第五章を 更新中です。
今書いている新作と並行してぼちぼち頑張ります!!