前回のブログの続きです。
井伊直弼縁の地である彦根城周辺を歩いているととある発句を思い出します。
ふりながら きゆる雪あり 上巳こそ
迷句で有名な豊玉先生の作です。そんな彼の作品が好きな私であります(●´ω`●)
知らない人の為に、豊玉さんは新選組副長・土方歳三の事ですよ☆
因みにこの句を彼が書いた崩し字のまま活字化すると
婦り奈可ら き由る雪安り 上巳古楚
かな。私訳なので参考までに。
さてさて、井伊直弼生誕の地が現存しているという事で行ってみました。
槻御殿です。
何故そんな名前かというと、木材は全て槻を使用したから。
第四代藩主が造らせ、第十二代藩主が楽々之間を増築。以来、楽々園という名前で親しまれているらしいです。
ここで井伊直弼は文化十二年(1815年)に生まれました。
そこに併設してある玄宮園。
ここも第四代藩主が整備したそうです。
私の場合、三大名園の一つである岡山の後楽園を見慣れているので少し狭さを感じつつ、でも庭園から天守閣が見えるとやっぱり嬉しくなるんですよね(●´ω`●)
全体的に落ち着いた雰囲気の漂う場所で、思わず足を止めて堪能しました。
はっ!!庭の魅力にまんまと嵌っているΣ(,,oΔo,,*)
この足の裏を刺激する石の道もたまりません。
健康になれる気がする…と呑気な事を思いつつ歩いていました(笑)
ヒールの人は引っかかって危なそうですね。
庭を出た辺りに居た井伊直弼像。
ここに来て井伊直弼に関して自分は本当に勉強不足だなぁとまざまざと感じました。
うん。勉強します。