東京では両国にあるホテルに泊まったので朝から周辺を散策してみました。
じつは両国に行ったのは初めての事。
『忠臣蔵』の舞台となった吉良邸や、勝海舟生誕の地など気になる場所はいくつかあったのですが、何せ場所が分からない。
忙しそうにしているフロントの人に申し訳ないと思いつつチェックアウトついでに道を尋ねたところ、丁寧に説明をしてくださった上にイラスト入りの分かりやすい地図を頂きました(●´ω`●)
これは有難い!!
早速ホテルのお姉さんに書き込みしてもらった地図を片手にホテルを飛び出しました。
ホテルの目の前にあったのは両国国技館。
写真やテレビではよく見る建物だけれど、実際に見たのは初めて。
こんなに大きくて立派な建物だったのですね。
祖母と小さい時からテレビで相撲を見ていたので興味津々。
相撲観戦してみたいなぁ。
ここからはほぼお宅訪問です。
勿論あるのは史跡です。
吉良邸跡。
だんだら羽織の先輩・赤穂浪士、討ち入りの場所。
赤穂浪士の故郷は私にとって身近なところで、主な人物である大石内蔵助はこの前訪れた備中松山城にも縁があります。
忠義の為、仇討の為、私の移動距離とほぼ同じものを自分たちの足でここまで来たと思うと・・・。執念ですね。
芥川龍之介生育の地。
彼が幼い頃、この辺りで暮らしていたというのは知っていましたが、まさか吉良邸からこんなにも近いとは思いませんでした。
大きな道を隔ててすぐの場所にありました。
芥川龍之介の文学碑。
ここには『杜子春』の一節が彫られています。
実は・・・この辺りから迷子予備軍になっていてどこにあったのか地図上でしかよく分かりません。
ずっと大きな地図を広げてクルクルと回転させて睨めっこしていました。
通勤時間に不審者が・・・すみません(A;´・ω・)
勝海舟生誕の地。
幕末好きの間では好き嫌いが分かれるようですが、私は好きです。
沢山の功績がありますが、静岡県が今、お茶の名産地であることもその一つ。
小林一茶居住の地。
ここは頂いた地図でたまたま発見して行ってみました。
正確に言うと、迷っていたら辿り着きました(笑)
彼の句は有名なものしか知りませんが、生涯で詠んだ句は二万句にのぼるそうです。
葛飾北斎生誕の地。
生涯で九十三回引っ越したという彼の始まりがここだと思うと・・・何やら感慨深いものがあります。
世界の画家に多大な影響を及ぼした天才の生まれた場所は今、あられやさんになっていました。
気になったのですが、朝早かったのでまだ準備中のようでした(´・_・`)
鼠小僧次郎吉のお墓参り。
泥棒でこんなにも庶民に愛されるのはルパン三世と彼くらいではないでしょうか。
盗みが良いとは思いませんが、心意気は格好良い。
今でも歌舞伎や小説などで親しまれていますよね。
両国駅。
力士の手形がずらり。
道端にも所々にブロンズの手形があったのですが、人が多くて手を当ててみる勇気がありませんでした(´・_・`)
因みに私は現役時代の若乃花が好きです。
何故このお二人なのでしょう?
好きですがあまり詳しくないので理由を知っておられる方教えて下さい。