歴史好き女子めぐるの『おでかけ日和』

史跡や歴史的建造物、寺社仏閣をメインに旅している歴史好き系カメラ女子のブログです。はてなブログ2019.10.14~

日本100名城 No.60 赤穂城と赤穂浪士を巡る旅 1

先日、久しぶりに平日休みがあり、天気も良いし絶好のドライブ日和!と赤穂まで車を走らせてきました。

初潜入!赤穂城

車で行ける距離なので、私の住んでいるところからそう遠くはないのですが、赤穂城は初めてでした。
赤穂城といえば、討ち入りで有名な赤穂浪士のイメージが強いですよね。それだけでなく、とても面白くて見所のあるお城でした。

まずは駐車場に車を置いて周辺を見ていきます。

f:id:kurohirame:20220320123927j:image
赤穂城は建物が残っていませんが、三の丸墨櫓は再建されています。古写真をもとに昭和30年に建てられたそうです。

さぁ、大手門からどうどうと城攻めです。笑
f:id:kurohirame:20220320123930j:image
お城の構造に全く詳しくないのですが、ここから見ただけで攻めるの難しそう。(当たり前か)
大手門入ってすぐ枡形になっているので、速攻討ち取られそうです。

巨大迷路?ダンジョン?に入り込んだ気分です。
f:id:kurohirame:20220320123911j:image
こういう雰囲気が好きでお城に行くのが楽しいと思っているタイプです。城攻めをする人にとっては攻めづらいんだろうな…と思いつつ、完全観光気分の現代人には非日常を味わえる絶好の場所ですよね。

発見!有名人のお宅訪問

近藤源八宅跡長屋門

まずは有名な神社の方へ向かっていると、何やら建物が見えてきました。
f:id:kurohirame:20220320123945j:image
こちらは『近藤源八宅跡長屋門』と言われているらしいです。
近藤源八さんは、甲州流軍学を修めた方で、ご本人も重職を務めていましたが、その父は赤穂城築城の縄張りを設計していたり、奥さんは赤穂浪士で有名な大石内蔵助良雄の叔母だったりするみたいです。
現存している建物は一部だけで、実際にはこの倍以上の立派な建物が建っていたのだとか。
この建物は土・日・祝日のみ公開していて中に入ることができるみたいです。それを知らずに来たので、出入り口の前で崩れ落ちそうになりました。だからちゃんと前もって調べなさいとあれほど…。

大石邸長屋門

気を取り直して、斜め向かいの建物へ。
f:id:kurohirame:20220320123917j:image
こちらは『大石邸長屋門』と呼ばれていて、赤穂浪士で有名な大石内蔵助の一家三代が57年に渡って住んでいた屋敷の正面門長屋らしいです。
元禄14年3月の主君の刃傷による江戸の悲報を伝える早打ちがたたいたのもこの門なのだとか。これが翌年12月14日の討ち入りに繋がっていくわけですね…。忠臣蔵やぁ…。
ちなみに、この一連をまとめて『赤穂事件』と言われますが、赤穂事件と呼ばれるものは複数あるため、『正保赤穂事件』『文久赤穂事件』そして赤穂浪士吉良上野介を討ち取った『元禄赤穂事件』と区別されることもありますね。それにしても『赤穂事件』多いな…。

片岡源五右衛門宅址

こちらは石碑があるだけですが、大石邸長屋門の横にある片岡源五右衛門宅址です。

f:id:kurohirame:20220320123902j:image
この方も赤穂浪士の1人で、浅野内匠頭が刃傷沙汰を起こした際や切腹の時も側に居て、浅野内匠頭の寵愛を受けていた人物のようです。
大石内蔵助達とは別で仇討ちを狙っており、後の方で大石内蔵助達に加わりました。
実は、赤穂浪士の四十七士で私が知っているのは大石内蔵助とその息子の大石主税くらいでした。好きな時代が幕末なので、新選組のだんだら羽織の先輩という位置づけ…(実際に着ていたかは置いておいて)。ですが、この方はかなりのキーマンのようなので要チェックですね。

赤穂浪士四十七士が壮観の大石神社

大石神社が見えてきました。
f:id:kurohirame:20220320123940j:image
既に赤穂浪士四十七士が参道沿いにずらりと並んでいるのが見えますね。
武器を持ったリアルな人くらいの大きさの像に上から見下ろされて少々緊張の面持ちで歩きました。

まずは参拝して境内をぐるりと歩き回りました。
f:id:kurohirame:20220320123921j:image
義士宝物殿も気になりつつ今回は時間の関係で入りませんでした。

心響石。
f:id:kurohirame:20220320123936j:image
鳴らしてみると石とは思えない高く響く音でした。

御朱印もいただきました。

f:id:kurohirame:20220320124104j:image

3月19日から限定御朱印も出ているみたいです。デザインはベルばら。素敵だったので気になる方は公式ツイッターなどを見てみてください。

再び義士像の前へ。
f:id:kurohirame:20220320123924j:image
大石内蔵助は一番奥にいました。

並んでいるのを見ると、ちょっと兵馬俑っぽいですよね。
f:id:kurohirame:20220320123933j:image
それぞれの像の土台に義士の名前が入っていて、顔やポーズ、得物も違っているので、本当にこんな感じの人だったのかな?と思わせてくれるクオリティーです。

再びのお宅訪問と本丸へ

大石神社の周辺にはいくつか赤穂浪士の家の址が看板や石碑で示されていました。
f:id:kurohirame:20220320123914j:image
こんな風に石碑もある所もあれば、看板が塀に設置されているだけの所もあります。
一つ一つ見て廻ると、知らないなりにも興味深かったです。

さて、ここから本丸に向けて方向転換です。
f:id:kurohirame:20220320123905j:image
本丸近くに広いお庭があったので暫く堪能。
本丸の紹介は素敵なボランティアガイドさんとの出会いもあり長ーくなりそうなので、次回にします。

個性派揃い!?第7回産業お雛さま展

前回紹介した旧野﨑家から少し車を走らせて、もう1つのお雛さま展を見てきました。
こちらは実はやっている事すら知らなくて、旧野﨑家でリーフレットを見つけて面白そうだったので行ってみました。

www.kce-center.org

児島市民交流センターという場所でやっていて、なんと入場無料です。しかも、展示時間は9時~22時と長いので、他の観光を済ませた後でも仕事帰りでも余裕です。

展示スペースに入ってみると、まずはパンダのお雛様がお出迎え。

f:id:kurohirame:20220306004922j:image
よく見たらお内裏様パンダは学生帽を被っているし、着物の生地はデニム。
『産業』と付いている意味がここでやっと分かりました。この辺りの特産である学生服やジーンズ、帆布などの地元企業さんが自分たちの強みを活かしてひな人形を作っているわけですね。

こちらもデニム生地。
f:id:kurohirame:20220306004925j:image
お雛様というか、平安時代の絵巻物って感じですが、オシャレすぎやしませんか!?デニム生地の色で統一されていて、上品で、とても素敵でした。

こちらは、現代のひな人形!?なリカちゃんとその彼氏さん。
f:id:kurohirame:20220306004919j:image
よく見ると2人でアイススケートをしています。おしゃれ可愛い!!
リカちゃんって女の子が一度は憧れる存在ですよね。そのカリスマ性は健在でした。

こちらは…お雛様が思いっきりセーラー服着てる!!笑
f:id:kurohirame:20220306004913j:image
スカート丈長いからスケバンに見えるのは私だけ!?笑
お内裏様も学生帽を被って一見真面目そうに見えるけれど、足下を見るとヤンキーのぶかぶかなズボンに見える。笑
他では見られない衣装のお雛様でした。

近隣の被服系の学校の学生さんの作品もあって、確かこれはその1つだったかな?
f:id:kurohirame:20220306004916j:image
お雛様…ではなさそうですが、ダルマさんがたくさん並んでいて、なんだか演技が良いですよね。

こちらは真田紐を使ったお雛様。
f:id:kurohirame:20220306004908j:image
小さめで、真田紐の色合いと、兎のデザインが可愛い。大きさ的にも是非玄関に飾りたい作品でした。

作品はまだまだたくさんあったのですが、載せきらないのでこれくらいで。
こちらは3/13(日)までやっているそうなので、まだ見に行けるチャンスがありますよ!!

ここ、建物自体も少し不思議でした。
f:id:kurohirame:20220306004911j:image
実は産業お雛様展をしている展示室の天井はこんな感じ。凄い個性派。
この建物、昔は瀬戸大橋の記念館?みたいなものだったらしいです。その名残りかな。外観も心なしか橋のような特徴的な形をしていました。外観も撮っておけば良かったのですが、傘をさしていたので残念です。

久しぶりにひな人形を沢山見る機会に出会えたので来年こそは我が家のひな人形を飾りたいと思っているのですが、来年の今頃この意気込みをまだ持っているかはとっても謎です。笑

第23回 児島雛めぐり『おひなさまの同窓会』

今日まで倉敷市児島で第23回『児島雛めぐり』を開催しています。

www.nozakike.or.jp

こちら、国登録有形文化財の『旧野﨑家住宅別館 治暇堂』の百畳敷の大広間にずらっと様々な時代のお雛様が並ぶという、見ごたえたっぷり圧巻のまさに『お雛様の同窓会』なイベントなのです。

私は数年前に一度行ったことがあったきりだったのですが、ちょうどこの期間中にこちらの方面に行く機会があったので行ってきました。

百畳が狭いと感じてしまうほどにずらっとひな人形が並べられていました。

f:id:kurohirame:20220306004720j:image
まずこれだけ集められるのがすごい。そして、並べるのがすごい。お雛様って私の家にもあって、昔は毎年出して飾っていたのですが、人形や小物が結構多くて飾るのも仕舞うのも結構な手間がかかるので、ここ数年は飾れていません。
それをこの数…いったい何人の人で飾り付けたのでしょう…?しかも沢山のセットがあると、他の雛飾りと小物が混ざらないように細心の注意を払って飾らなければならないわけではないですか。すごい集中力ですよね。
それだけで感心させられます。

我が家のお雛様はこんな御殿のようなところに飾っていなかった気がする!
今、一般的なのは両隣にちらっと見えているお雛様とお内裏様の後ろに屏風があるものですよね…?
f:id:kurohirame:20220306004711j:image
こちらの雛飾りは確か昭和のものだったかな?お雛様にも時代ごとの流行があるのでしょうか。
そういえばとあるニュースで金髪のお雛様を見かけました。これも時代か…。

立派な雛飾りだけでなく、こんな可愛らしいお雛様もいました。
f:id:kurohirame:20220306004709j:image
こちらも年代物ではありそうです。どこかの家で大切に飾られていたものなのでしょうね。

こちらの置物は倉敷市長が着用したものらしです。
f:id:kurohirame:20220306004734j:image
児島は学生服やジーンズを多く作っている繊維の町です。こちらの着物もジーンズ生地で出来ているそうです。

こちらは最早雛壇でもなく、平安貴族が住んでいた建物そのもの!?

f:id:kurohirame:20220306004714j:image
まるで歴史館で当時の結婚式の再現を見ているような気分でした。
これが一番リアルかもしれませんね。

こちらにも立派な御殿が。
f:id:kurohirame:20220306004732j:image
立派すぎて飾るのも片付けておくのも大変そうですね。

つるし雛も沢山ありました。
f:id:kurohirame:20220306004737j:image
密かに昔ちょっと憧れていました。うちにはなかったので。つるし雛。
ちりめん生地で作られた人形が沢山ぶら下がっていて可愛いですよね。

 

さて、歩いてすぐの野﨑家にも行ってきました。
f:id:kurohirame:20220306004726j:image
こちらも数年ぶりでしたが、こんな竹細工の飾り、あったっけ?

野﨑家には4月3日(日)までお雛様が飾られるそうです。
f:id:kurohirame:20220306004729j:image

広いお座敷にお雛様がありました。段差が緩やかなお雛様ですね。珍しい。

こちらは展示室に飾られている明治天皇のお雛様。
f:id:kurohirame:20220306004723j:image
お内裏様が洋装で目新しいですよね。装飾が細かくて間近で見るとすごいです。

こちらはなんと江戸時代、岡山藩主から拝領したという享保雛。
f:id:kurohirame:20220306004717j:image400年くらい前のものかな。着物の色は流石に褪せていますし、お顔に少々日々が入ってしまっていますが、とても大切に保管されていて、とても綺麗な状態で見ることができます。大きさも5歳くらいの子ども…よりも大きいかも?かなりの大きさがあって存在感抜群です。

別館の方は今日までですが、野﨑家本邸の方はまだまだ展示されているようなので、機会があれば行ってみてください。