歴史好き女子の『おでかけ日和』

史跡や歴史的建造物、寺社仏閣をメインに旅している歴史好き系カメラ女子のブログです。はてなブログ2019.10.14~

約1年ぶり!?少し早い京都秋の旅 2日目 新選組と水族館と明智旅

京都旅2日目です。
この日は朝から雨が降っていました。雨女なのか、高確率で泊まりの旅では1日は雨に降られます。傘を持って行っていて良かった…。
折りたたみ傘では小さくて心許ないし、晴れているのに傘を持っていくのは煩わしいし…程よい持ち運びに便利な傘もしくは持ち運び方法があれば教えて欲しいです。

復元されただんだら羽織と和泉守兼定を展示中!壬生寺

近くに泊まっていたので、最初に向かったのは壬生寺さんでした。
前にも書いたとおり、私が京都で泊まった場合ここの近くに泊まることが多いので、たいてい最初に来るのは壬生寺さんです。笑

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今回は少々特別な目的がありました。

壬生塚や阿弥陀堂地下歴史資料室への入場口に売店で販売している誠帖。

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今年の芹沢鴨デザインと昨年の近藤勇デザイン。やっとゲット出来ました!
ここまで来ると、一昨年だったかな?いつぞやの斎藤一デザインだけゲット出来なかったのが改めて悔やまれる…。土方さんの時みたいに再販熱烈希望です!!

壬生塚にもお参りしました。
いつも凜々しい近藤さんの像は雨もしたたるいい男状態でした。
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実は壬生塚にノートを置かせてもらっているのですが、4年ほど放置してしまっていたので、回収してきました。今月のどこかで新しいノートを置きに行く予定なので、水色のだんだら模様のノートを見つけたらぜひ自由に書き込みをしていってくださいね!
次回のノートが7冊目です。

今回行った一番の目的は、撮影禁止でしたが、新選組で有名なだんだら羽織が復元されて展示されているのと、同じく展示中の和泉守兼定2振を見ることでした。

壬生寺 on Twitter: "明日より12月5日まで阿弥陀堂地下歴史資料室にて復元だんだら羽織と和泉守兼定を初公開致します。… "

prtimes.jp

短い新選組の活動時期の中でも一時しか使用されておらず、当時のものは1枚も見つかっていないにも関わらず新選組といえばすぐに連想するくらい有名なだんだら羽織。
今回の復元の何が凄いって、新選組が当時、実際にこのだんだら羽織を発注したとされる大丸さんが復元したということ。
実物がこうだったのかは正確には分かりません。写真や実物が今のところ見つかっていないので。それでも新選組が実際に着ていただんだら羽織を再現しようと様々なプロフェッショナルが集まり、当時使われていた布や染料などで作ったということが胸熱ですよね。大興奮で目に焼き付けました。

新選組散歩

次の目的地までは歩いて行きました。その道中、新選組縁の場所にいくつか寄り道。

島原大門

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島原といえば、新選組の隊士も通ったとされる花街ですね。
ここにある角屋は現存する唯一の揚屋建築で、おもてなし文化が学べるとても興味深い建物です。何度か行ったことがあるのですが、ブログを遡ってみたら最後に行ったのは結構過去でした。

kurohirame.hatenadiary.com

とてもおすすめスポットです。

新選組幻の屯所 不動堂明王院

京都駅の大分近くまでやって来ました。

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新選組の最後の洛中屯所があった場所といわれているのが不動堂村。石碑がハトヤリーガロイヤルホテル前にあります。
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今回、ハトヤに寄るのを忘れていましたが、リーガロイヤルの方は寄りました。
何故幻かというと、建物が残っていないから。西本願寺からもほど近いこの辺りに立派な武家屋敷を建てて西本願寺から移動、そこを屯所として使用していたようですが、半年ほどしか使われていなかったこともあって、この辺りということは確かなようですが、正確な場所が記録に残っていないのですよね…残念。

不動堂明王院では毎月第4日曜日だけ御朱印をいただけるようです。まだその日に行ったことがないので、いつかタイミングが合えばいただきたいです。

歌うイルカのショー!?京都水族館

実は京都水族館は初めて行きました。
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お隣の鉄道博物館には行ったことがあるのですが、意外や意外でした。

入ると丁度イルカのショーが始まるところだったので、直行し、イルカのショーを鑑賞。見るのに必死で写真を撮るのを忘れました…。
ジャンプや高速泳ぎはもちろん、話題の歌うイルカのショーが見られてとても楽しかったです。平日(私が行ったのは月曜日でした)にも関わらず、満席状態で人気の高さも納得でした。

展示の仕方もとってもおしゃれでした。
写真が多いのでほんの一部しか載せませんが、オブジェにまとわりつくタツノオトシゴとか。笑
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たまに筒の中に現れるアザラシとか。
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実際南極の夏はこんな感じかも!?と思わせられる岩肌を歩くペンギンたち。
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クラゲの展示室は神秘的でした。
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壁に貼られた陶器?のような装飾もとても可愛かったです。
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次の行き先が色々と詰まっていたので急ぎ足でしたが、もっとゆっくりじっくりでも楽しめそうな素敵水族館でした。
基本的に忙しないから自分でも勿体ないと思います…こういうとき…。

明智光秀終焉の地へ

実は昨年の大河ドラマ麒麟がくる」で明智光秀に少し興味を持ってしまいました。基本的に幕末を追っかけている私には珍しいことに、福井県一乗谷にも足を運んでしまうほどです。
とはいえ、昨年は新型コロナでなかなかフットワーク軽くは動けなかったので、あまり遠くまでは行けませんでしたが、京都市内の近場で少し明智光秀を巡ってみました。

明智光秀終焉の地、明智

まずやって来たのはこちら。京都駅からバスに揺られてなんと31バス停。南栗栖で下りて住宅地の細い道を登ること約5分。
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本経寺さんが見えてきました。目的地はもう少しです。
本当にここまで、迷ってない?というか、ここ通っても良いのかな?と思うような細い道を通りました。史跡めぐり目的出ないと絶対歩かないよなぁと思う所を歩くのは慣れているつもりですが、それでも少々躊躇するレベルの道でした。
そういう道を歩くのも史跡めぐりの醍醐味といえば醍醐味ですよね。

少し歩くと石碑が見えてきました。
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絶対地元の人かここ目的の人じゃないと来ない!!目指していた明智藪が敗走していた明智光秀が落ち武者狩りに討たれたといわれている場所なので、ひっそりした場所なのだろうなとは思っていましたが、今でも住宅があるとはいえ、こんなにひっそりした場所だとは。

やっと辿り着けました。明智です。
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この辺りで討たれたようです。
大河ドラマでは落ち延びて最後馬を走らせている描写で締めくくられていましたね。
もしかしたら明智光秀はここで討たれず天海にとして徳川の世も見守った?なんて話もありますが、実際はどうなのでしょう?誰かが答えてくれるわけではありませんが、かつて明智光秀が最期を迎えたと言われる場所で、思わず問いかけたくなりました。
ここまでの道のり、私は途中までGoogle Maps、歩き始めてからはポケモンGOを頼りに歩きました。
ポケモンGOは本来のポケモンを捕まえて遊ぶという用途ではなく、史跡がポケストップやジムになっている場合が多いので、それを頼りに歩くために使っています。
目的としていた場所以外にも知らなかったけれど興味のある史跡を見つけられることもあるので、とてもオススメな活用方法です。
本当に分かりづらかったので、明智藪から大きな通りまでの動画を撮ってみました。気が乗ったらYouTubeなどでルート紹介がてらアップするかもしれません。

明智光秀の胴塚

明智藪から歩いて2・30分。大きな道沿いにのろのろと歩いて次の目的地に辿り着きました。
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明智光秀の胴塚です。ここまではバスも電車もないらしく、Google Maps で聞いても“歩け”と。私が今回参考にした本のルートにも『徒歩』と書かれていたので、他に術はないようです。
歩道があるのかないのか微妙なところを車に轢かれないようになるべく細くなりながら歩いたのと、工事中の場所があって気を遣ったので歩いた距離や時間の割にどっと疲れた気がします。

ちなみにここから次の目的地へ行くための駅も更に10分ほど歩かなければならなかったので、よっぽど史跡めぐりが好きとか明智光秀好きでないと行かない場所かもしれませんね。少々根性と時間が必要でした。

明智光秀首塚

小野駅から電車に乗り込み、市内へ戻りました。東山駅で降りてすぐ。
白川沿いにある京都にあるもので最古の道標を清水方面へ。

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東山駅から近かったので歩いて5分ほどでした。

明智光秀首塚に到着。f:id:kurohirame:20211103132720j:image
この辺り、何度も歩いたことあるのに、その道沿いに明智光秀首塚を示す矢印もあったのに、全然気がつかなかった…。興味があるかないかって凄いですね。
多分、いつも私がニヤニヤしながら撮っている幕末の史跡や石碑なんかも興味がない人から見たらただそこにあるもの、いや、あることすら気づかないものなのでしょうね。
何にでも興味は持ってアンテナを張り巡らせておくものだなぁとつくづく思いました。

一説では光秀の首は粟田口に晒され、その後蹴上付近に埋められたそうです。その後、江戸時代中期になって石塔婆がここに移されて今のような形になったのだとか。

二条殿跡

今回最後に行ったのはこちら。二条殿跡でした。

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烏丸御池駅から出てすぐの場所にありました。
二条殿は元 公卿の二条良基という人の邸宅で、景観の美しさを好んだ織田信長が譲り受けて京での住居みたいな感じにしていたそうです。本能寺の変の直後、ここで明智光秀が信長の嫡男 信忠を討ったという場所です。その時に二条殿は焼失してしまったので、今では石碑を見ることしかできません。

すぐそばにこのような石碑もありました。

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銀座は江戸幕府の銀貨鋳造するところで、慶長6(1601)年伏見に町屋敷4町を拝領してつくられたのが最初で、慶長13(1608)年に伏見から京都の烏丸通の西、二条通三条通間の両替町に移したのだそうです。それがここですね。松平定信が行った寛政の改革以後は京都で銀貨幣の鋳造は行われず、銀道具・銀箔材料としての南鐐の売り渡しを行うのみとなり、明治元(1868)年には廃止されてしまいました。

お土産は新選組まつり

今回のお土産はこちら。

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京都のロフトでしかおそらく売っていない新選組ステッカー。好きなので買い足しです。

それから、霊山歴史館で買いあさったクリアファイル。
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クリアファイルって沢山持っているのですが、つい買ってしまいますよね。でも旅先で、家での資料整理で、活躍の場はそこらじゅうにあるので、活用したいと思います。

約1年ぶり!?少し早い京都秋の旅2 幕末風味を添えて

前回の京都旅記事の続きです。

紅葉の名所といえば…永観堂

まだ早いだろうなぁと思いつつ、京都の中でも紅葉で有名なお寺さんにやってきました。そう、永観堂さんです。

https://souda-kyoto.jp/guide/spot/eikando.html

10月末時点ではやっぱり紅葉には少し早かったようですが、ところどころ色づきはじめていました。

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御朱印は、新型コロナウイルス感染対策のため、今は御朱印帳に直接書いていただくことはできず、紙に書かれているものをいただく形式になっていました。

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御朱印を入れてくださった袋に色づいた葉っぱのイラストが描かれていて素敵でした。

建物の中を拝観。
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広いし、苔が綺麗!一緒に行っていた子がぼそっと「こういう別荘が欲しい…」と呟いていました。気持ちは分かる!!笑

山の斜面に沿って設置されていた階段。

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建築の専門家はやっぱりここに一番興味津々でした。
素人の私でも面白い造りだなぁと思うし、木を反らせてこんなカーブを描くなんてすごいですよね!
階段を登った先から見える景色も最高でした。

紅葉すると、この景色が一面真っ赤になるそう。
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その時期には沢山の観光客で賑わってすごいことになっていそうですが、見てみたいですね。

南禅寺さん周辺の建築めぐり

永観堂さんから歩いて比較的近かったので、南禅寺さんの三門を見に行きました。
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この後の予定の関係で今回は三門の上や南禅寺さんの中には入っていませんが、興味のある方は過去のブログを見てみてください。

kurohirame.hatenadiary.com

以前のブログは、iPhone8かな?とくらいの時の写真なのですが、やっぱりiPhone12Proで撮っている今とは全然違う…というのも楽しんでいただけるかと思います。笑
広角が全然違うから、以前は撮れなかった全貌が綺麗に撮影できました!

興味あるかな?と思って行ってみたら、やっぱり興味津々だった水路閣f:id:kurohirame:20211103132240j:image
皆さんオシャレな写真を撮っているようでしたが、私たちの女子力の低さ故に(今回はこの写真しか撮ってない)この建築物を見ながら煉瓦の積み上げ方が…とかこのアーチが…とかそんな話を聞いて楽しみました。歴史好きの私と建築の専門家で歩く京都…ある意味最強かもしれない。笑

もうこうなったらついでとばかりに蹴上インクラインへ。

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ここも沢山の人がいて、写真を撮っていましたが、絶対に他の人が写り込む中、どうやって映え写真を撮っているんだろう?と疑問に思いながら取り敢えず、ぽい?なんて言いながら遊びました。笑
適当な服を着ていったせいでしょうか?映えスポットで映え度0の写真を撮るという。写真自体が下手なわけではない…と思いたいのですが…。
なにせ映えが分からない!!笑

それよりも、面白いものを見つけました。蹴上インクラインで当時線路の上を走って舟を運んでいたものが今も展示されていて見ることができるのですが、そこのQRコードを読み取ると、いくつかの時代の様子を動画で見ることができました。
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こちらはスクショを撮ったものです。スマホを向けた方の様子を見ることができ、実際こんな風に走っていたんだ、とか、周辺はこの時代はこんな感じだったんだ、とか知ることが出来るので、行かれた際は是非映え写真だけでなく、歴史にも触れてみてください。

蹴上インクラインに行ったのは、実はここに行きたかったついででした。
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『ねじりまんぽ』と呼ばれているトンネルです。蹴上インクラインの下にあります。このトンネルの煉瓦の積み方が独特で、是非見て欲しかったのです。上を重たい舟を載せた滑車が走るため、トンネル強度確保で内壁の煉瓦を螺旋状に積まれています。これを明治時代に作ったって凄くないですか?
きっと興味があるだろうと思って連れて行ったら、案の定大興奮でした。笑
ついでに、ずっと気になっていた何故螺旋状にしたら丈夫になるのかも教えてもらいました。超文系の私には正直説明書きを読んでも実物を見ても何故螺旋状にすれば上からの強度が確保されるのか全然分かっていませんでしたが、多分…といいながら力の加わり方や螺旋状の有効性を教えてもらいました。やっと何となくですが自分の中で解決しました。
教えてもらったことをここに書けば良いのですが、解釈違いがあって間違った説明をするといけないのでやめておきます。やっぱり説明は専門家に任せるのが一番ですね。

八坂神社さんで期間限定御朱印

さて、少し移動して八坂神社さんへやってきました。お参りをして…。
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限定御朱印をいただきました。嬉しい!実は特別御朱印があるのを知らずに行ったので、思いがけずでした。

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季節限定の御朱印も。
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久々に趣味の一つの御朱印集めもすることができました。本当は御朱印帳に直接書いていただくのが一番好きなのですが…今は紙に書かれているものオンリーのところも結構多いみたいで、新型コロナウイルスが落ち着くまでもう少々の我慢ですね。

私の中では聖地認定!霊山歴史館

東山の辺りに来た目的の1つはこちら。霊山歴史館でした。

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私が何度も訪れているミュージアム系施設の1つです。

今は『志士たちの魂にふれる』というテーマで展示をしていました。
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ここは幕末ミュージアムなので、いつ来ても必ず幕末がテーマで展示されているのが嬉しです。どんなテーマで展示されていても興味が湧かないわけがない。
今放送中の大河ドラマで描かれている渋沢栄一の史料も多く展示されていました。私がここで渋沢栄一の史料をこんなに沢山見たのは初めてではなかろうか…。今見たいものがよく分かってらっしゃる。

基本的に館内は撮影禁止ですが、ここは撮影OKです。

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なんと幕末の有名人、新選組土方歳三もしくは坂本龍馬から選んで2ショットが撮れちゃいます!!私は迷うことなく土方さんと。
他にも五重の塔と京都の町並みの風景がありました。その昔は1階に実物大くらいのパネルが置いてあって、だんだらの羽織を着て撮影できるスポットがあった時もありましたが、昨年の9月くらいからこのプロジェクションマッピングを使った形になったみたいです。素敵!!
しかも、登場の仕方が格好いいんです!!そこもぜひ注目してほしいです!!

霊山歴史館を出て、ギリギリ間に合いそうだったのでとある場所へ向かう途中に通った明保野亭。
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明保野亭といえば、池田屋事件後の残党捜索で発生した明保野亭事件ですよね。新選組にも縁の場所です。坂本龍馬も常宿の1つとして利用していたとか…。

清水寺に滑り込み!

やって来たのは清水寺さんでした。

www.kiyomizudera.or.jp


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京都の観光名所って寺社仏閣が多い関係で拝観時間が17時まで、入るのはその30分前までという所が多いイメージ(夜間拝観などの特別な場合は除く)ですが、清水寺さんは早い時でも18時まで(入るのは30分前)なので、明るいうちに行きたいとか、地主神社も絶対入りたい(地主神社は確か17時まで)という拘りがなければ後回しにして最後の方に行くことを個人的にはおすすめしております。
自由に出入り出来る寺社仏閣も御朱印の対応時間はやっぱり17時までが多いので、集めている方は集めている人間にとっては結構勝負できる時間が短いんですよね。京都の観光。そういう所も好きなのですが。

この日も17時半まで入ることが出来たのでギリギリで入りました。

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かなりお久しぶりだったので御朱印もいただきました。清水さんはいつも通り御朱印帳に直接書いてもらえました。やっとこの日、御朱印帳が使えた。

青空のしたの清水の舞台も素敵ですが、個人的には夕方や夜間拝観のある時の真っ暗な中にライトアップされた清水の舞台が好きです。
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それもあってこういう時間に来る傾向にあるかもしれません。なんだか幻想的ではありませんか?それと、京都の街も明かりが灯って清水の舞台からそれを眺めるのも良いですよ!

清水さんを出て次の目的地へと向かう途中、珍しく人の気配がない写真が撮れました。
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観光客の姿も結構見るようになったとはいえ、まだいつも通りというわけではないみたいですね。

高台寺さんの夜間拝観

この日最後の観光は高台寺さんの夜間拝観でした。

www.kodaiji.com

紅葉の季節は色々なところで夜間拝観をしているので、要チェックです!ちなみに私が行った10月下旬に夜間拝観をしていたのは一番早く始まっていた高台寺さんだけでした。
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ここの夜間拝観は実は何度も来ています。でも、桜の季節ばかりだったので、この時期は初めてでした。

夜間拝観限定の御朱印をいただきました。f:id:kurohirame:20211103132229j:image
なんと…暗いところで光ります!!凄い!!あと、描かれている寧々様達のイラストが可愛い。

ここの夜間拝観がお気に入りな理由はこちら。

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動画をスクショしたので、見えづらいですが、なんとプロジェクションマッピングをしているのです。しかも、桜の季節だとこの写真では見えませんが写真の右の方にあるしだれ桜がライトアップされていてとても綺麗なのです。

プロジェクションマッピングを一通り堪能した後は境内をぐるっと見て廻りました。

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やっぱり建物に興味津々で、柱細くない?とかあそこで支えてるのかとかブツブツ言っていました。笑

最後に竹林を通って終わりです。
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竹林がライトアップされていると毎度のことながら竹取物語しか頭に浮かばないチープな人間です…。

夕飯は大好きな東洋亭で

www.touyoutei.co.jp

京都駅で荷物をロッカーに預けていたこともあり、夕飯は京都駅内の東洋亭でいただきました。ここの丸ごとトマトサラダとハンバーグステーキはいつも神だと崇めるレベルで好きです。
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勿論、この日もステーキハンバーグのセットを注文しました。…最初に来た丸ごとトマトサラダは久しぶりに食べられる喜びでテンションが上がりすぎて写真を撮る前にペロリと食べてしまいました…。

期間限定でこのセットを注文した人だけが食べられるというカニクリームコロッケがあったので、そちらを注文しました。前述したとおり、私の大好きな丸ごとトマトサラダもステーキハンバーグも食べられるという贅沢なセットでした。
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神が増えました。これはいつも食べられるわけではないのが残念ですが、このカニクリームコロッケを作った人もメニューに加えた人も天才ですね。
もしまた食べられる機会があれば、間違いなく注文します。

京都駅に映画『燃えよ剣』の広告が貼られていました。
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流石新選組が活躍した所。ちゃんと「新選組誕生の地、京都」とアピールしていました。

新選組縁の地へ

知り合いと別れてから、私が向かったのはホテル…。荷物を置いてまだまだ私の徘徊…いや、散策は終わりません。

まずは夜の八木邸へ。新選組が最初に屯所とした場所ですね。
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京都に泊まる際は毎回友達の家かもしくはこの辺りのホテルと決めています。以前自分が住んでいた場所もこの辺りのため、勝手知ったる場所ですし、何よりこの辺りを夜に散歩すると落ち着くんですよね。(変出者ではありません)
仕事で落ち込んだ時とか、家で1人もだもだ考えていると余計辛くてよくこの辺りを散歩していたからかもしれません。

旧前川邸。
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壬生寺さんも。
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iPhoneカメラのおかげで未だかつてないレベルで明るくかつ全体を綺麗に入れて撮影できたのではなかろうか。それだけで満足です。

その一方で何故かえらいイラストチック?ぼけた感じにしか撮影できなかった新徳禅寺さん。笑
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かつて住んでいたときの散歩だとこの周辺の馬小屋跡とか光縁寺さんとかの辺りもよく行っていたのですが、寒くなってきたのと満足したのでホテルに帰りました。

長い記事になってしまいましたが、お付き合いありがとうございます。と、いうわけで2日目に続く。

約1年ぶり!?少し早い京都秋の旅

新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年近く我慢していた京都。感染者数もかなり少なくなってきたので、久しぶりに行ってきました。と、いうかある意味久しぶりの里帰りです。

京都駅を出ると絶対に目に入る京都タワー

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久しぶりに見ると愛しく感じる不思議…。笑

京都駅周辺の新選組めぐり

京都駅で知り合いと待ち合わせしていたのですが、1時間ほど早く到着したので荷物をコインロッカーに預けて少し散策してきました。
以前京都市内に住んでいたためこの辺りは土地勘もあり本当にさらーっとお散歩コースなのです。
折角なので歩いた先で新選組縁の場所を撮ってきました。スマホのカメラ機能も良くなっていますしね。

まずは本光寺さん
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油小路の変で有名な場所です。新選組の参謀で、新選組を離れて御陵衛士として活動していた伊東甲子太郎新選組に討たれた際、寄りかかって絶命したといわれている石塔があります。

こちらがその石塔。
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以前は住職さんがおられず、向かいの美容院さんにお願いして門を開けてもらい、参拝していましたが、数年前から住職さんが入られ、普通に訪れることができるようになりました。その美容院さんが鍵を管理されていた時にはよくまとめられた資料をいただけたのですが、今ももらえるのかな?確か100円くらいで購入でいたはず…。私は今も大切に持っています。
今は伊東甲子太郎の後ろ姿が入った御朱印をいただくことが出来るのですが、以前にいただいていることと、この日は訪れたのが早朝だったため、諦めました。

天満屋事件跡
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油小路通りを本光寺さんから少し上がったところに見えてくる石碑。
天満屋事件とは、近江屋事件で土佐の坂本龍馬が暗殺された後、海援隊に所属していた陸奥陽之助陸奥宗光といった方が分かるかもしれませんね)が坂本龍馬を暗殺したのは紀州藩の三浦休太郎だと考え、海援隊士と陸援隊士で当時油小路にあった旅宿・天満屋を襲った事件です。この際、三浦さんを警護していた新選組と斬り合いになりました。
石碑に書かれている中井庄五郎はその際に新選組に斬られて亡くなった方の名前です。

何故陸奥陽之助坂本龍馬暗殺の下手人が三浦休太郎だと思ったかというと、近江屋事件があった同じ年、慶応3年4月に起きた『いろは丸事件』で三浦が多額の賠償金を払わされたからだそうです。

いろは丸事件は広島県鞆の浦辺りであった事件で、そちらも訪れたことがあるので、過去の記事を見てみてください。

kurohirame.hatenadiary.com

 

新選組屯所跡・西本願寺f:id:kurohirame:20211103131842j:image
の…太鼓楼!新選組が屯所として使用していた西本願寺の北集会所の建物は現在兵庫県亀山本徳寺さんの本堂になっています。

kurohirame.hatenadiary.com

ここも過去ブログで紹介しているので良ければ見てください。(何度かブログに登場しているため、最新の記事だけ載せています)

門をくぐって中へ。
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丁度菊花展をしていました。
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大切に育てられた立派な菊の花がずらり。

ただいま本堂の方は一部工事中のようでした。
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こういう場所に座ってぼーっとするのが結構好きです。新選組の映画などでも隊士が座っていたり稽古の様子を見ていたりというシーンをよく見かけますが、何故か床に吸い寄せられるようにお尻がすとんと落ちてしまうのです。不思議…。ひなたぼっこをする猫の気分が一番近いのかな。
お参りを一通り済ませたあとは待ち合わせ時間に間に合うギリギリまでここでぼーっとしていました。

伏見稲荷大社

無事合流してからまず向かったのは伏見稲荷大社でした。この日は京都をほとんど巡ったことのない相手のリクエストに応えての京都観光でした。
まず行きたいと言われたのがここ、伏見稲荷大社
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私も久しぶりでした。

有名な千本鳥居。
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いつものことながら、やっぱりここは人が多いです。

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中に入ってしまってからは、丁度後ろに人が居なかったことと、カーブを上手く利用して綺麗な写真が撮れました。

歩いても歩いても鳥居で目が朱色に染められていく感覚。
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くつろぎモードの猫がたくさんいました。
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あれ、ここではお稲荷さんの遣い=狐だけでなく猫も祀られている?笑

と、思ったらここにはカエルが祀られている!?
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以前来たときとは別のルートを歩いたのか、ただ覚えていないだけなのか、見覚えのない場所を歩いたようで私も新鮮でした。
なんかもっと千本鳥居や本殿に戻る所よりもずっとずっと山の下の方まで続く鳥居があったのですが、気がついたら民家のような建物が並ぶところに辿り着いていました。前はどこを歩いたのだろう?と地図を見てもそれらしきところがない…。前回はあまり観光客が行かないところに迷い込んでいたようです。確かにそれまでは人通りが多かったのに、その辺りでは人に会わなかったし。一緒に行った知り合いにそれを話したら「神隠しにあってたんじゃない?」と言われました。笑
ちゃんと写真が残っているし、それはないのですが、それはそれで夢があって良いかもしれませんね。笑

折角なのでいなり寿司を購入して近くの公園で食べました。
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できたてでほんのり温かくて美味しかったです。

三十三間堂

さて、伏見稲荷大社からこれまたリクエストにお応えして三十三間堂へ。
実は、今回一緒に観光した人は建築関係の仕事をしているため、面白い建築物の構造に興味津々のようでした。京都は面白い建物の宝庫なのに何故今まであまり観光したことがなかったのか正直謎です。笑f:id:kurohirame:20211103131821j:image
でも、この1001体の千手観音が祀られているながーい建物、建築の専門家でなくても興味はわきますよね。以前はなかったから恐らく期間限定?で、建物何に高い位置から見られるよう、一部に台が設えられていました。上の方にある千手観音と同じくらいの視線で見渡すことができて、とても良かったです。もし行かれた際にあったら是非登ってみてください。

まだ少し早かった(行ったのは10月下旬)ですが、少しずつ紅葉し始めていました。
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真っ赤に染まっているのも綺麗ですが、この染まりかけの状態が一番好きかもしれません。

お昼ご飯は四条先斗町のおめんで

お昼はささっと食べられるものをということで、少し早めに四条にあるおめんでうどんをいただきました。

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お昼ご飯には少し早い時間に行ったので、すぐ入れました。人気なのでお昼時だと結構待つことがあります。
この日は秋限定メニューをいただきました。秋野菜がたっぷり入った豆乳のおうどん。とっても美味しかったです。特にカボチャがほくほくで最高でした。
季節限定でよく魅力的なメニューを出されているイメージですが、初めての方は名物おめんをまずは食べてみてはいかがでしょう?

さて、ここから少し移動して次の目的地へ。

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天気が良かったので少し肌寒いものの^鴨川にたくさんの人が座っていました。
記事が長くなったので、続きは別の機会に。