歴史好き女子の『おでかけ日和』

史跡や歴史的建造物、寺社仏閣をメインに旅している歴史好き系カメラ女子のブログです。はてなブログ2019.10.14~

約1年ぶり!?少し早い京都秋の旅2 幕末風味を添えて

前回の京都旅記事の続きです。

紅葉の名所といえば…永観堂

まだ早いだろうなぁと思いつつ、京都の中でも紅葉で有名なお寺さんにやってきました。そう、永観堂さんです。

https://souda-kyoto.jp/guide/spot/eikando.html

10月末時点ではやっぱり紅葉には少し早かったようですが、ところどころ色づきはじめていました。

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御朱印は、新型コロナウイルス感染対策のため、今は御朱印帳に直接書いていただくことはできず、紙に書かれているものをいただく形式になっていました。

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御朱印を入れてくださった袋に色づいた葉っぱのイラストが描かれていて素敵でした。

建物の中を拝観。
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広いし、苔が綺麗!一緒に行っていた子がぼそっと「こういう別荘が欲しい…」と呟いていました。気持ちは分かる!!笑

山の斜面に沿って設置されていた階段。

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建築の専門家はやっぱりここに一番興味津々でした。
素人の私でも面白い造りだなぁと思うし、木を反らせてこんなカーブを描くなんてすごいですよね!
階段を登った先から見える景色も最高でした。

紅葉すると、この景色が一面真っ赤になるそう。
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その時期には沢山の観光客で賑わってすごいことになっていそうですが、見てみたいですね。

南禅寺さん周辺の建築めぐり

永観堂さんから歩いて比較的近かったので、南禅寺さんの三門を見に行きました。
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この後の予定の関係で今回は三門の上や南禅寺さんの中には入っていませんが、興味のある方は過去のブログを見てみてください。

kurohirame.hatenadiary.com

以前のブログは、iPhone8かな?とくらいの時の写真なのですが、やっぱりiPhone12Proで撮っている今とは全然違う…というのも楽しんでいただけるかと思います。笑
広角が全然違うから、以前は撮れなかった全貌が綺麗に撮影できました!

興味あるかな?と思って行ってみたら、やっぱり興味津々だった水路閣f:id:kurohirame:20211103132240j:image
皆さんオシャレな写真を撮っているようでしたが、私たちの女子力の低さ故に(今回はこの写真しか撮ってない)この建築物を見ながら煉瓦の積み上げ方が…とかこのアーチが…とかそんな話を聞いて楽しみました。歴史好きの私と建築の専門家で歩く京都…ある意味最強かもしれない。笑

もうこうなったらついでとばかりに蹴上インクラインへ。

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ここも沢山の人がいて、写真を撮っていましたが、絶対に他の人が写り込む中、どうやって映え写真を撮っているんだろう?と疑問に思いながら取り敢えず、ぽい?なんて言いながら遊びました。笑
適当な服を着ていったせいでしょうか?映えスポットで映え度0の写真を撮るという。写真自体が下手なわけではない…と思いたいのですが…。
なにせ映えが分からない!!笑

それよりも、面白いものを見つけました。蹴上インクラインで当時線路の上を走って舟を運んでいたものが今も展示されていて見ることができるのですが、そこのQRコードを読み取ると、いくつかの時代の様子を動画で見ることができました。
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こちらはスクショを撮ったものです。スマホを向けた方の様子を見ることができ、実際こんな風に走っていたんだ、とか、周辺はこの時代はこんな感じだったんだ、とか知ることが出来るので、行かれた際は是非映え写真だけでなく、歴史にも触れてみてください。

蹴上インクラインに行ったのは、実はここに行きたかったついででした。
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『ねじりまんぽ』と呼ばれているトンネルです。蹴上インクラインの下にあります。このトンネルの煉瓦の積み方が独特で、是非見て欲しかったのです。上を重たい舟を載せた滑車が走るため、トンネル強度確保で内壁の煉瓦を螺旋状に積まれています。これを明治時代に作ったって凄くないですか?
きっと興味があるだろうと思って連れて行ったら、案の定大興奮でした。笑
ついでに、ずっと気になっていた何故螺旋状にしたら丈夫になるのかも教えてもらいました。超文系の私には正直説明書きを読んでも実物を見ても何故螺旋状にすれば上からの強度が確保されるのか全然分かっていませんでしたが、多分…といいながら力の加わり方や螺旋状の有効性を教えてもらいました。やっと何となくですが自分の中で解決しました。
教えてもらったことをここに書けば良いのですが、解釈違いがあって間違った説明をするといけないのでやめておきます。やっぱり説明は専門家に任せるのが一番ですね。

八坂神社さんで期間限定御朱印

さて、少し移動して八坂神社さんへやってきました。お参りをして…。
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限定御朱印をいただきました。嬉しい!実は特別御朱印があるのを知らずに行ったので、思いがけずでした。

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季節限定の御朱印も。
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久々に趣味の一つの御朱印集めもすることができました。本当は御朱印帳に直接書いていただくのが一番好きなのですが…今は紙に書かれているものオンリーのところも結構多いみたいで、新型コロナウイルスが落ち着くまでもう少々の我慢ですね。

私の中では聖地認定!霊山歴史館

東山の辺りに来た目的の1つはこちら。霊山歴史館でした。

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私が何度も訪れているミュージアム系施設の1つです。

今は『志士たちの魂にふれる』というテーマで展示をしていました。
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ここは幕末ミュージアムなので、いつ来ても必ず幕末がテーマで展示されているのが嬉しです。どんなテーマで展示されていても興味が湧かないわけがない。
今放送中の大河ドラマで描かれている渋沢栄一の史料も多く展示されていました。私がここで渋沢栄一の史料をこんなに沢山見たのは初めてではなかろうか…。今見たいものがよく分かってらっしゃる。

基本的に館内は撮影禁止ですが、ここは撮影OKです。

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なんと幕末の有名人、新選組土方歳三もしくは坂本龍馬から選んで2ショットが撮れちゃいます!!私は迷うことなく土方さんと。
他にも五重の塔と京都の町並みの風景がありました。その昔は1階に実物大くらいのパネルが置いてあって、だんだらの羽織を着て撮影できるスポットがあった時もありましたが、昨年の9月くらいからこのプロジェクションマッピングを使った形になったみたいです。素敵!!
しかも、登場の仕方が格好いいんです!!そこもぜひ注目してほしいです!!

霊山歴史館を出て、ギリギリ間に合いそうだったのでとある場所へ向かう途中に通った明保野亭。
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明保野亭といえば、池田屋事件後の残党捜索で発生した明保野亭事件ですよね。新選組にも縁の場所です。坂本龍馬も常宿の1つとして利用していたとか…。

清水寺に滑り込み!

やって来たのは清水寺さんでした。

www.kiyomizudera.or.jp


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京都の観光名所って寺社仏閣が多い関係で拝観時間が17時まで、入るのはその30分前までという所が多いイメージ(夜間拝観などの特別な場合は除く)ですが、清水寺さんは早い時でも18時まで(入るのは30分前)なので、明るいうちに行きたいとか、地主神社も絶対入りたい(地主神社は確か17時まで)という拘りがなければ後回しにして最後の方に行くことを個人的にはおすすめしております。
自由に出入り出来る寺社仏閣も御朱印の対応時間はやっぱり17時までが多いので、集めている方は集めている人間にとっては結構勝負できる時間が短いんですよね。京都の観光。そういう所も好きなのですが。

この日も17時半まで入ることが出来たのでギリギリで入りました。

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かなりお久しぶりだったので御朱印もいただきました。清水さんはいつも通り御朱印帳に直接書いてもらえました。やっとこの日、御朱印帳が使えた。

青空のしたの清水の舞台も素敵ですが、個人的には夕方や夜間拝観のある時の真っ暗な中にライトアップされた清水の舞台が好きです。
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それもあってこういう時間に来る傾向にあるかもしれません。なんだか幻想的ではありませんか?それと、京都の街も明かりが灯って清水の舞台からそれを眺めるのも良いですよ!

清水さんを出て次の目的地へと向かう途中、珍しく人の気配がない写真が撮れました。
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観光客の姿も結構見るようになったとはいえ、まだいつも通りというわけではないみたいですね。

高台寺さんの夜間拝観

この日最後の観光は高台寺さんの夜間拝観でした。

www.kodaiji.com

紅葉の季節は色々なところで夜間拝観をしているので、要チェックです!ちなみに私が行った10月下旬に夜間拝観をしていたのは一番早く始まっていた高台寺さんだけでした。
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ここの夜間拝観は実は何度も来ています。でも、桜の季節ばかりだったので、この時期は初めてでした。

夜間拝観限定の御朱印をいただきました。f:id:kurohirame:20211103132229j:image
なんと…暗いところで光ります!!凄い!!あと、描かれている寧々様達のイラストが可愛い。

ここの夜間拝観がお気に入りな理由はこちら。

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動画をスクショしたので、見えづらいですが、なんとプロジェクションマッピングをしているのです。しかも、桜の季節だとこの写真では見えませんが写真の右の方にあるしだれ桜がライトアップされていてとても綺麗なのです。

プロジェクションマッピングを一通り堪能した後は境内をぐるっと見て廻りました。

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やっぱり建物に興味津々で、柱細くない?とかあそこで支えてるのかとかブツブツ言っていました。笑

最後に竹林を通って終わりです。
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竹林がライトアップされていると毎度のことながら竹取物語しか頭に浮かばないチープな人間です…。

夕飯は大好きな東洋亭で

www.touyoutei.co.jp

京都駅で荷物をロッカーに預けていたこともあり、夕飯は京都駅内の東洋亭でいただきました。ここの丸ごとトマトサラダとハンバーグステーキはいつも神だと崇めるレベルで好きです。
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勿論、この日もステーキハンバーグのセットを注文しました。…最初に来た丸ごとトマトサラダは久しぶりに食べられる喜びでテンションが上がりすぎて写真を撮る前にペロリと食べてしまいました…。

期間限定でこのセットを注文した人だけが食べられるというカニクリームコロッケがあったので、そちらを注文しました。前述したとおり、私の大好きな丸ごとトマトサラダもステーキハンバーグも食べられるという贅沢なセットでした。
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神が増えました。これはいつも食べられるわけではないのが残念ですが、このカニクリームコロッケを作った人もメニューに加えた人も天才ですね。
もしまた食べられる機会があれば、間違いなく注文します。

京都駅に映画『燃えよ剣』の広告が貼られていました。
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流石新選組が活躍した所。ちゃんと「新選組誕生の地、京都」とアピールしていました。

新選組縁の地へ

知り合いと別れてから、私が向かったのはホテル…。荷物を置いてまだまだ私の徘徊…いや、散策は終わりません。

まずは夜の八木邸へ。新選組が最初に屯所とした場所ですね。
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京都に泊まる際は毎回友達の家かもしくはこの辺りのホテルと決めています。以前自分が住んでいた場所もこの辺りのため、勝手知ったる場所ですし、何よりこの辺りを夜に散歩すると落ち着くんですよね。(変出者ではありません)
仕事で落ち込んだ時とか、家で1人もだもだ考えていると余計辛くてよくこの辺りを散歩していたからかもしれません。

旧前川邸。
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壬生寺さんも。
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iPhoneカメラのおかげで未だかつてないレベルで明るくかつ全体を綺麗に入れて撮影できたのではなかろうか。それだけで満足です。

その一方で何故かえらいイラストチック?ぼけた感じにしか撮影できなかった新徳禅寺さん。笑
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かつて住んでいたときの散歩だとこの周辺の馬小屋跡とか光縁寺さんとかの辺りもよく行っていたのですが、寒くなってきたのと満足したのでホテルに帰りました。

長い記事になってしまいましたが、お付き合いありがとうございます。と、いうわけで2日目に続く。

約1年ぶり!?少し早い京都秋の旅

新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年近く我慢していた京都。感染者数もかなり少なくなってきたので、久しぶりに行ってきました。と、いうかある意味久しぶりの里帰りです。

京都駅を出ると絶対に目に入る京都タワー

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久しぶりに見ると愛しく感じる不思議…。笑

京都駅周辺の新選組めぐり

京都駅で知り合いと待ち合わせしていたのですが、1時間ほど早く到着したので荷物をコインロッカーに預けて少し散策してきました。
以前京都市内に住んでいたためこの辺りは土地勘もあり本当にさらーっとお散歩コースなのです。
折角なので歩いた先で新選組縁の場所を撮ってきました。スマホのカメラ機能も良くなっていますしね。

まずは本光寺さん
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油小路の変で有名な場所です。新選組の参謀で、新選組を離れて御陵衛士として活動していた伊東甲子太郎新選組に討たれた際、寄りかかって絶命したといわれている石塔があります。

こちらがその石塔。
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以前は住職さんがおられず、向かいの美容院さんにお願いして門を開けてもらい、参拝していましたが、数年前から住職さんが入られ、普通に訪れることができるようになりました。その美容院さんが鍵を管理されていた時にはよくまとめられた資料をいただけたのですが、今ももらえるのかな?確か100円くらいで購入でいたはず…。私は今も大切に持っています。
今は伊東甲子太郎の後ろ姿が入った御朱印をいただくことが出来るのですが、以前にいただいていることと、この日は訪れたのが早朝だったため、諦めました。

天満屋事件跡
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油小路通りを本光寺さんから少し上がったところに見えてくる石碑。
天満屋事件とは、近江屋事件で土佐の坂本龍馬が暗殺された後、海援隊に所属していた陸奥陽之助陸奥宗光といった方が分かるかもしれませんね)が坂本龍馬を暗殺したのは紀州藩の三浦休太郎だと考え、海援隊士と陸援隊士で当時油小路にあった旅宿・天満屋を襲った事件です。この際、三浦さんを警護していた新選組と斬り合いになりました。
石碑に書かれている中井庄五郎はその際に新選組に斬られて亡くなった方の名前です。

何故陸奥陽之助坂本龍馬暗殺の下手人が三浦休太郎だと思ったかというと、近江屋事件があった同じ年、慶応3年4月に起きた『いろは丸事件』で三浦が多額の賠償金を払わされたからだそうです。

いろは丸事件は広島県鞆の浦辺りであった事件で、そちらも訪れたことがあるので、過去の記事を見てみてください。

kurohirame.hatenadiary.com

 

新選組屯所跡・西本願寺f:id:kurohirame:20211103131842j:image
の…太鼓楼!新選組が屯所として使用していた西本願寺の北集会所の建物は現在兵庫県亀山本徳寺さんの本堂になっています。

kurohirame.hatenadiary.com

ここも過去ブログで紹介しているので良ければ見てください。(何度かブログに登場しているため、最新の記事だけ載せています)

門をくぐって中へ。
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丁度菊花展をしていました。
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大切に育てられた立派な菊の花がずらり。

ただいま本堂の方は一部工事中のようでした。
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こういう場所に座ってぼーっとするのが結構好きです。新選組の映画などでも隊士が座っていたり稽古の様子を見ていたりというシーンをよく見かけますが、何故か床に吸い寄せられるようにお尻がすとんと落ちてしまうのです。不思議…。ひなたぼっこをする猫の気分が一番近いのかな。
お参りを一通り済ませたあとは待ち合わせ時間に間に合うギリギリまでここでぼーっとしていました。

伏見稲荷大社

無事合流してからまず向かったのは伏見稲荷大社でした。この日は京都をほとんど巡ったことのない相手のリクエストに応えての京都観光でした。
まず行きたいと言われたのがここ、伏見稲荷大社
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私も久しぶりでした。

有名な千本鳥居。
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いつものことながら、やっぱりここは人が多いです。

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中に入ってしまってからは、丁度後ろに人が居なかったことと、カーブを上手く利用して綺麗な写真が撮れました。

歩いても歩いても鳥居で目が朱色に染められていく感覚。
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くつろぎモードの猫がたくさんいました。
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あれ、ここではお稲荷さんの遣い=狐だけでなく猫も祀られている?笑

と、思ったらここにはカエルが祀られている!?
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以前来たときとは別のルートを歩いたのか、ただ覚えていないだけなのか、見覚えのない場所を歩いたようで私も新鮮でした。
なんかもっと千本鳥居や本殿に戻る所よりもずっとずっと山の下の方まで続く鳥居があったのですが、気がついたら民家のような建物が並ぶところに辿り着いていました。前はどこを歩いたのだろう?と地図を見てもそれらしきところがない…。前回はあまり観光客が行かないところに迷い込んでいたようです。確かにそれまでは人通りが多かったのに、その辺りでは人に会わなかったし。一緒に行った知り合いにそれを話したら「神隠しにあってたんじゃない?」と言われました。笑
ちゃんと写真が残っているし、それはないのですが、それはそれで夢があって良いかもしれませんね。笑

折角なのでいなり寿司を購入して近くの公園で食べました。
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できたてでほんのり温かくて美味しかったです。

三十三間堂

さて、伏見稲荷大社からこれまたリクエストにお応えして三十三間堂へ。
実は、今回一緒に観光した人は建築関係の仕事をしているため、面白い建築物の構造に興味津々のようでした。京都は面白い建物の宝庫なのに何故今まであまり観光したことがなかったのか正直謎です。笑f:id:kurohirame:20211103131821j:image
でも、この1001体の千手観音が祀られているながーい建物、建築の専門家でなくても興味はわきますよね。以前はなかったから恐らく期間限定?で、建物何に高い位置から見られるよう、一部に台が設えられていました。上の方にある千手観音と同じくらいの視線で見渡すことができて、とても良かったです。もし行かれた際にあったら是非登ってみてください。

まだ少し早かった(行ったのは10月下旬)ですが、少しずつ紅葉し始めていました。
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真っ赤に染まっているのも綺麗ですが、この染まりかけの状態が一番好きかもしれません。

お昼ご飯は四条先斗町のおめんで

お昼はささっと食べられるものをということで、少し早めに四条にあるおめんでうどんをいただきました。

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お昼ご飯には少し早い時間に行ったので、すぐ入れました。人気なのでお昼時だと結構待つことがあります。
この日は秋限定メニューをいただきました。秋野菜がたっぷり入った豆乳のおうどん。とっても美味しかったです。特にカボチャがほくほくで最高でした。
季節限定でよく魅力的なメニューを出されているイメージですが、初めての方は名物おめんをまずは食べてみてはいかがでしょう?

さて、ここから少し移動して次の目的地へ。

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天気が良かったので少し肌寒いものの^鴨川にたくさんの人が座っていました。
記事が長くなったので、続きは別の機会に。

【11月末閉館】星野仙一記念館

10月某日、倉敷美観地区内にある『星野仙一記念館』に行ってきました。
実は地元なのに行ったことのない場所に1つでした。星野さんが倉敷出身の野球選手であり、名監督であり、その縁で毎年楽天イーグルスが倉敷に来てキャンプをしている事は知っていました。
しかし、何せ私は野球のルールをよく知らず、子どもの頃、授業でやった際もボールが飛んできたらバットで打って線に沿って走って塁を回るくらいの知識しかなく、「ボール球打つな」とか「走るな戻れ」とか味方からよく怒られていたので、苦手意識強めなこともあって、未だに野球はあまり見ません。え、取り敢えずボールを線の間に打ち返したらファウルにならないからいいんじゃいの?相手にバウンドせずに取られたりボール持ってタッチされなければセーフでしょ?と今でも思っています。え、違うの?

星野仙一記念館は倉敷美観地区の真ん中を通る川沿い、倉敷デニムストリートの奥にあります。

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ここ、岡山名産のデニムがお手頃価格でも売っていたり、青く染められたデニムソフトやデニム饅が人気で美観地区の中でも比較的人が集まる場所のイメージです。
私も記念館の手前までは来たことがあるのですが…。

このストリートの突き当たりに星野さんの胸像がありました。
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そして、この建物の2階が星野仙一記念館です。
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1001-kinenkan.jp

階段には大きく『夢』と書かれていました。
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星野さんが書かれた字を使って作成されたみたいです。

実は、この記念館、11月末で閉館が決まっていて、行くと記念に星形のワッペン(写真右)をいただけました。

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何故閉館かといいますと…星野仙一記念館は星野さんのご友人が作られ、館長をされている記念館で、ご高齢ということと新型コロナウイルス蔓延による度重なる休館のあおりを受けてとのことです。

展示室は個人での記念用に撮影OKでした。ネットへの掲載はNGなのでもちろんここには掲載しません。
感想を簡単に書くと、とても良かったです。特に、最初に受付で勧められたムービーを見たのですが、正直プロ野球チームや日本代表の監督をしている姿をニュースなどで見かけて、それしか知らなかったので、それ以外の活動や数多くの賞を受賞していることなど、改めて凄い人なのだと知ることができました。なかでも、障害のある子どもたちがいる岡山県内の施設に毎年訪れ、障害があってもできる野球を考案して勝つことの大切さを教えたというエピソードは感動でした。また、子どもたちが野球をできる環境を作りたいと晩年まで考え、動かれていたようです。ムービーの中でも「野球に恋した男」といった表現がありましたが、まさにそうだったのだろうなと思いました。それだけ1つのことにのめり込めたなんて、それだけで尊敬できます。

展示は星野さんの野球人生全てがそこにあるのではと思うくらい、簡単に見渡せる空間にぎゅっとまとめられていました。野球の凄い賞(本当に詳しくないので名前が色々出てきて覚えられませんでした)のトロフィーや記念品がずらっとあったり、子ども時代から高校、プロの球団ごとにきれいにまとめて展示されていて、野球がよく分からなくても楽しく見て回れました。
なんとその中には使われることのなかった幻の日本代表監督のシューズも。最後の最後まで野球人生だったのですね。

記念館で売られていたポストカードを何枚か購入してきました。

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熱い方だったのだろうなと思わせる言葉の数々が並んでいました。

記念館は一ヶ月足らずで閉館してしまいますが、ここに展示されているものは全て倉敷市に寄贈されるそうで、またどこかで皆が見られるよう展示されるみたいです。
これからも多くの人に見てもらえるようで良かったです。

最後に倉敷美観地区

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この日は平日だったため、あまり多くはありませんでしたが、それでも少しずつ観光客が戻ってきているみたいですね。
また賑わいのある姿に戻って欲しいです。