歴史好き女子の『おでかけ日和』

史跡や歴史的建造物、寺社仏閣をメインに旅している歴史好き系カメラ女子のブログです。はてなブログ2019.10.14~

【初★福井旅】『麒麟がくる』の舞台 一乗谷へ【2日目】

福井駅前からバスに揺られてとうとう私が行きたくて仕方がなかった場所に到着です。

麒麟がくる』の舞台にもなっていて、『ブラタモリ』や歴史系のバラエティ番組などでも何度も紹介されていた場所。

そう、一乗谷です。

 一乗谷のお城スタンプ&お城印

 まずは復元町並へ。

日本100名城のスタンプをゲットです。

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スタンプは復元町並の南北にある出入り口でいただけます。私は復元町並のバス停で降り、すぐの南から入って北上するルートにしました。

 

こちらでお城印もいただけました。お城印は3種類で…。

通常の2種と

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令和2年ならでは!!のアマビエ付のお城印でした。
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どれも素敵です。

ちなみに、お城印は御朱印帳をお城印専用のものを用意してそれに貼っています。

お城印帳というのもあるらしく、そちらは御朱印帳の様なものにクリアポケットが付いていて、書き置きがほとんどの、というか書き置きしか見たことのないお城印にはピッタリとのことですが、前回載せた北庄城跡のように見開きのものやサイズが大きいものもたまに見かけるので、それらに対応出来る御朱印帳を代用スタイルが今のところいいかな、と思っています。見開きでも切り分けずに対応できますしね。

もし、他の方法で保存されている方、これいいよ!!という方法があればぜひ教えてください。どんどん改善していきたいです。

復元町並を散策

 いよいよ楽しみにしていた一乗谷の復元町へ。

ここでまた雨が降ってきて泣きました。日本海側が天気崩れやすいというのはどうやら本当らしい…。

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建物の跡だけが残っているエリアと、建物が復元されているエリアがありました。

この辺りが商人の町並みだったかな。
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ちなみに、建物のあった位置に間取りなども性格に再現してあるから〝復元〟らしいです。建物の高さだけ現代の人に合わせて高めに建てられたのだとか。

 

商人の建物の1つで越前和紙が売られていました。
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か…かわいい!!うちわも欲しいなーーーとかなり悩んだあげく、寒くて使っているところがイメージできなかったので買いませんでした。でも…ダルマ欲しかったー!!

うちわは買いませんでしたが、書道を少々嗜むので、A4サイズの越前和紙が沢山入ったセットを購入しました。

色々な柄が入っているので、想像力がかきたてられます。

 

越前和紙を売っているのはなんと!!一乗谷が反映していた頃の方…の格好をしていました。
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バッチリマスクはされています。笑

写真はOKいただいて撮影しました。

 


正直、写真を沢山撮り過ぎてどれを載せるか悩んでブログを書くのに時間がかかったのはここが原因です。笑

そして、悩みすぎてだんだんどれでもいいかーとなったのもここが原因です。笑f:id:kurohirame:20201223172538j:image

雨が降ったり寒かったりで手がかじかんでカメラを構えるの、途中おっくうになっていたはずなのに気がついたら結局沢山撮っていてデータが大変なことになっていました。

 

ここ、たしかブラタモリでは人形かと思いきや本当に人が居た覚えが!!
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私が言ったときは人形になっていました。あの方達はきっと戦国の一乗谷へと戻って行かれたのでしょう。

 

それにしても、本当に綺麗に建物の土台が残っていてここに何があったのか、ド素人の私でもなんとなく間取りが分かる程でした。
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寒かったり暑かったりしなければ、そしてネットがつながれば戦国時代の商人の家みたいな所でも住んでみたい気がする…。はい、この条件を満たす事が出来ないので私には住めないんですけどね。

いくら昔の日本に憧れがあっても現代の住み心地になれすぎて、いくら好きな幕末でも生きて行ける気がしないので、ましてや戦国の世となると絶対無理だぁ。

 

塀や門も見事に復元されていました。

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今回の大河ドラマ麒麟が来る』でも使用されたみたいですね。

門の前に『越前朝倉夢舞台』と…?

 

これが夢舞台らしいです。
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この日はただただ舞台が置かれているだけでしたが、もしかしたらここでイベントなどをすることもあるのでしょうか?

 

武家屋敷の復元。
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商人の家と比べると雲泥の差ですね。この屋敷の中に商人の家がいくつ入るんだろう…。

 

楽しく見て廻っていたらあっという間であれ、もう終わり?と思ったけれど、時間もかなり進んでいて、え、もうこんな時間!?と焦りました。笑
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北出入口にいた明智光秀。最近は歴史上の人物がみんなイケメンになってしまいますね。嫌いじゃないです。むしろ目の保養です。笑

歩いて歩いて一乗谷

一乗谷に行きたくて行きたくて仕方がなかった私ですが、戦国時代の遺跡ということで何があるのか正直よく分からない…。ということで、今回は実は前もってとある資料を印刷して、全ては無理だけれどそれを参考に歩きました。

asakura-museum.pref.fukui.lg.jp

一乗谷朝倉氏遺跡資料館のHPで見つけた遺跡散策の地図と説明書きです。

PDFをダウンロードすると地図だけでなく、それぞれの場所の説明も読むことができるので、興味のある方はぜひ。

一乗谷の遺跡の中にもいくつかバス停があり、多くの人は復元町並と朝倉館跡を見てバスで移動して資料館へというルートの様でしたが、私はとことん歩きました。

私が行った場所、見つけられた場所だけでも全部載せているとブログ何回更新しないとダメだろう…というレベルなので、今回は一部載せます。

朝倉館跡・唐門

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ここは外せないですよね。
この朝倉義景の館跡は全国で唯一発掘整備された戦国大名の館跡らしいです。政治などの諸事を行っていた場所で、一乗谷の城下町のほぼ中心がここ。敷地面積はなんと約6400㎡もあるそうです。広すぎてイメージが全く沸かない…。

この有名な唐門は朝倉義景の菩提を弔うため、江戸時代に建てられたものなのだとか。

 

唐門をくぐり、庭園の端方に朝倉義景のお墓がありました。
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ここで手を合わせ、上を目指しました。

 

山裾にあるので、上から朝倉館庭園を一望することができました。
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この朝倉館跡の庭園をはじめ、一乗谷の遺跡には15カ所以上の発掘された庭園が見つかっているのだそうです。これほど沢山庭園が確認されているのはこの一乗谷朝倉氏遺跡だけなのだとか。どれだけここが繁栄していて、朝倉氏に力があり、お金があり、優雅な生活を送っていたかが偲ばれますね。

ここで15大将軍の足利義昭を迎えて華やかな宴が催されたそうです。想像力がかき立てられます…。

朝倉館内にある湯殿跡庭園
f:id:kurohirame:20201223172652j:imageここに来たときには止んでいましたが、少し前まで雨が降っていたこともあってか石の間が水たまりのようになっていました。
当時はここが池になっていてきれいな水で溢れていたのかもしれませんね。

 

さて、更に上を目指します。
湯殿庭園までは結構人も居たのですが、ここまで来ると私の他には誰も居ませんでした。
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山なので少し心細くなりつつ、それしきのことで引き返すような私ではないのです。好奇心が勝ってしまいました。

英林塚
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朝倉孝景のお墓で、英林は孝景が出家したときの名前らしいです。孝景は初代朝倉氏です。
世襲ではなく能力と忠節で人材登用する」「質素倹約」「情報収集の必要性」「人材確保」「公平な裁判」と今にも通じる、当時の常識とはかなり違った素晴らしい考えを持っていた武将のようです。

このすぐそばに義景が妻の為に作ったと言われている諏訪館跡庭園がありました。

南陽寺跡
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当時ここにあったお寺は朝倉氏によって創建された尼寺だと伝わっているそうです。約5,000㎡あったとされ、「北国でもたぐいまれ」といわれた程の立派なものだったとか。朝倉義景足利義昭を招待した際、ここで歌会が開催され、足利義昭が「もろ共に 月も忘るな 糸ざくら 年の緒ながき 契と思はば」と詠み、朝倉義景が「君が代の 時にあひあふ 糸桜 いともかしこき けふのことの葉」と返したと伝えられているそうです。

そんな絆を結んだかに思われた2人でしたが、義景が一乗谷から動くことはなく、足利義昭織田信長を頼って一乗谷を去って行くのですよね…。大河で見たあの様子がここで実際に行われていたということですよね…。

 

すっかり跡を遺すのみとなってしまったこちらのお寺。

さて、元の大きな道に戻ろうと思ったらこんな細い道しかありませんでした。
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当時の繁栄ぶりをうかがうことはできません。

瓜割清水
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 朝倉氏の御膳水として使われていたようです。干ばつの時でも枯れたことがなく、一乗城山から銅の筒で引いてきているという伝承もあるのだとか。

平面復元地区

さて、復元地区へと戻ってきました。この辺りはどこにどんな形の建物が建っていたか間取りや町の様子が建物に遮られることなく一望することができます。

これは井戸の跡ですね。
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それにしても、建物一つ一つにどんな用途で使われていた建物か書かれているのですが、よくこの状態で分かりますね。
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これで寺院跡、武家屋敷跡、医師の屋敷跡って…皆さんは分かります?

 

この辺りから登れば一乗谷城に行けるようだったのですが、さすがに一人で登る勇気と時間がありませんでした。
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もう少し温かい時期に来る機会があれば登ってみたいですね。暑すぎても動く気力が失われますが、寒すぎても身体が固まって思うように動けないことに気づかされました。

 

見つけるとつい撮りたくなってしまうものの1つ、ご当地マンホール!!
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一乗谷は朝倉館の唐門でした。マンホールカードも配布されているようですので、お好きな方は是非。

下城戸跡

一乗谷の北端の谷幅が一番狭くなっているところに造られたそうです。
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敵の攻撃や侵入を防ぐためのもので、今遺っているのは土塁と石垣の間にある通路跡くらいです。

つまり、朝倉氏が築いた一乗谷の町の本当の出入り口ということですね。南端にも上城戸跡があり、明智光秀の館跡といわれている館跡もあるそうです。そちらも気になって行きたかったのですが、資料館まで行くには逆走になってしまうので諦めました。

実は次に行く場所もあって時間制限が厳しかったので…。

 

出入り口らしく石碑も建っていました。
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踏切を渡り…
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バスで来るときに通ったので、ここまで来ると資料館にかなり近づいた気がしました。

でも資料館の前にもいくつか寄り道。

西山光照寺

その1つがこちら。
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 戦国時代に隆盛を極めたという天台宗真盛派の大寺院跡で、朝倉氏の一族争いに敗れた初代朝倉孝景の叔父の鳥羽将景の菩提を弔うために建立されたそうです。
ここでは礎石や発掘された石仏を見ることができました。大きなものは3mあるそうです!!

 お顔がなくなってしまっていたり、割れたものを修復されているものが多かったですが、立派なものばかりでした。

一乗谷朝倉氏遺跡資料館『麒麟がくる』衣装も!!

やっとゴール地点の資料館に到着です。

asakura-museum.pref.fukui.lg.jp

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いやー、寄り道が多くて長かった。達成感が凄いです。

これだけ歩いたのに寒くて仕方がなかったのは福井の気候故か雨のせいか、ただの私の寒がりか…。兎も角やっと屋内に入れる!!といそいそ入館しました。

 

入館してすぐ、『麒麟がくる』の特設コーナーがありました。

明智光秀、照子、そして朝倉義景の衣装が!!そして織田信長&豊臣秀吉のパネルも!!
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近くで実際に大河ドラマで使われていた衣装を見られるのは嬉しかったです。

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ついつい細かい柄や生地も1つ1つじっくり見て廻りました。
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実はこんな素敵な展示があるとは知らずに行っていたので思いがけないことで余計に興奮してしまいました。
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ドラマ内で使われた書状もありました。
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一瞬しか出てこないのにきっちり書かれてる。流石NHKの大河。手が込んでいます。
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受信料を払っているのは大河ドラマ歴史秘話ヒストリアブラタモリのためと言っても過言ではありません。いやー、いい仕事していますね。

 

ポスターもこんなに。
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今回の大河、かなりお気に入りなのであと数回しか見られないというのが本当に辛い…『新選組!』以来のDVDボックスを買ってしまいそうだ…。『新選組!』はその当時子どもだったのでクリスマス兼誕生日プレゼントで買ってもらった良い思い出。
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この大河ドラマの特設コーナーは11月いっぱいまでの展示だったようです。本当にラッキーでした。

 

館内で写真がOKだったのは『麒麟がくる』の特設コーナーとこちらの再現模型のみでした。
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この時は特別展『本能寺の変と朝倉将棋』というものも開催していて、出土した将棋のコマが展示されていたのですが…コマの中に知らないコマがあって…『龍馬』?『酔象』?私が将棋をしないから知らないというわけではない…ですよね?

なかなかに面白かったです。
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 なんと、資料館から道路を挟んだ向かいに『展示・ガイダンス棟』を現在建設中のようです。まだまだ盛り上がりそうですね!!一乗谷!!ここが出来た頃にまた行きたいと思います。今度は余裕をもって。

 

と、いうわけで2日目はここで…終わらないのです!!バスに乗り込み次の場所へ。

つづく

 

 

【初★福井旅】福井市内 歴史巡り【2日目】

あけましておめでとうございます。昨年は新型コロナウイルスに振り回されて特に早く感じた1年でした。
今年は感染の恐怖から解放されて旅行にも行きやすくなってくれれば嬉しいのですが…どうでしょう。

それと、昨日また1つ年を重ねました。大晦日が誕生日なもので。今年も出来ることでいろいろと挑戦していきたいです。

さて、福井旅2日目に突入です!!

朝はホテルでビュフェ形式の朝ご飯でした。朝からがっつり!!笑f:id:kurohirame:20201217205211j:image

ビニール手袋を付けてマスクは絶対付けて、そして寒くても窓は全開!!と感染対策バッチリでした。

猛将!柴田勝家を祀る 柴田神社

ホテルから歩いてまずやって来たのは『柴田神社』さん。

歩けない距離ではありませんでしたが、この日は雨が降っていて風もかなり強かったので、傘を差し慣れていない私は悪戦苦闘しながらなんとか辿り着きました。1ヶ月以上傘を差していなかったので本当に久しぶりでした。うっかり折りたたみ傘も持たずに行っていたので、慌ててコンビニに駆け込んで傘を買ったレベルです。

 

柴田神社さんは柴田勝家が築城した北庄城跡にあります。

awara.info

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北庄城は江戸期に福井城が築城された関係で現存していませんが、石垣の一部が発掘されていて、見ることができました。
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柴田勝家
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柴田勝家といえば、織田信長の家臣ですが、織田信長家督を継いだばかりの頃には信長の弟の信行について信長と対立したとかなんとか…。その後何がどうなって信長の家臣となったのでしょう?戦国時代は無知人間の限界。

 

でも、織田信長の妹、お市の方正室に迎えたということはかなり重鎮だったということですよね。
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柴田神社にもお市の方の像と…

 

その三人娘、茶々・江・初の像もありました。
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お市の方にあやかる美(モテ)祈願というのもありました。祈願しようか悩んだあげく、気恥ずかしさの方が勝ってやりませんでした。

ほら…祈願しなくても大丈夫だし…?とか言ってみる。笑

 

その代わり、朝早くてまだ参拝者がいなかったのをいいことにめちゃくちゃ拝み倒してきました。笑
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2021年はいいことがありますように…。

 

そうこうしていたら社務所が開いたので御朱印をいただきました。

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それから、御城印も。

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見開きで柴田勝家が勇ましいデザイン。

 

すぐそばにある資料館はなんと無料で入ることができました。
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展示品を一通り見て、資料館の二階から北庄城跡を見学。

ベランダあり、外に出て一望することができました。当時はとても立派な御城があって、今見えている史跡もそのほんの一部なのでしょうね。

徳川家康松平春嶽を祀る 佐佳枝廼社

続いてやってきたのは佐佳枝廼社さんです。

www.sakaenoyashiro.or.jp

ここは実は前日にヨーロッパ軒さんに向かう際に見つけて、立派な神社さんだなー明日行こうというノリで立ち寄りました。

だって、街中に突如どーん!!とこんな立派な鳥居が現れるんですよ?気になるではありませんか。
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この時が一番雨足が強めだったので、レンズが濡れるー!!と必死で防御しながら撮影したのですが、まぁ先述したとおり、雨に弱いので必死の攻防戦でしたがまぁ負けますよね…。

 

拝殿はとってもカラフル!!
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何だろう?と近寄ってみると…

 

大量の折り鶴でした!!
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とっても綺麗…。

 

毎年付け替えられているようで、拝殿横に折り紙と鶴を入れるボックスがありました。
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私も○年ぶりに鶴を折ってみました。大好きな水色で。付け替えられた際は私のこの鶴もどこかに飾られるのかな。楽しみです。

 

御朱印も2種いただきました。

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徳川家康が祀られているということで御朱印にも葵のご紋がデザインされていました。

松平春嶽に会いに…福井神社

福井城からすぐの福井神社さんにやってきました。
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11月も終わろうとしている時期の訪問でしたが、イチョウがとても綺麗でした。

 

コンクリートの現代チックな神社さんでした。
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こちらでも素敵な御朱印がいただけると聞いていたのですが、人の気配がなかったので諦めました。

御朱印を集めてはいますが、目的の場所を巡ることが最優先事項なので、すぐにいただけそうになければ結構あっさり諦めることが多いです。

 

それに私がここに来た目的はこちらでした。
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松平春嶽公。『幕末の四賢候』の1人に数えられ、地元では愛されている藩主ですね。

私の中ではご本人が何か活動を進めていったというよりも、由利公正橋本左内横井小楠といった才能のある人達を登用していってどんどん活躍させていったというイメージです。人を見る目と登用のセンスが良かったのでしょうね。

また、時流をしっかり見極め、考え、行動した方だと思います。ただ…正直新選組好き、会津藩好きの佐幕派推し人間な私にとっては裏切り者に思えてしまう…そんな方。

決して嫌いというわけではないです。

日本100名城 福井城跡

散策ラストは福井城跡です。

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立派な石垣の上に…福井県庁!!

 

福井城を築城した初代福井藩主の結城秀康公の像がお出迎え。
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日本100名城のスタンプは福井県庁の1階受付にあるとのことでしたが、この日は休日で開庁していない…。

ですが、警備の人に言えば押させてもらえるとのことで、警備室へ。

県庁の建物の方に向かっていくと、ご丁寧に休日の出入り口が分かるようになっていました。そこでインターホンを押してスタンプを押したい旨を伝えれば入れてもらえるとのことでしたが、身分証名称も必要らしい…。

インターホンを押す前に準備しないと!!と荷物をガサゴソしていたら、警備の方が気づいてドアを開け「スタンプですか?」と声をかけてきてくれました。

優しい…!!f:id:kurohirame:20201223172121j:image

無事にスタンプを押すことができました。続日本100名城のスタンプは実は初めての押印です。少し前に本自体は買っていたのですが、行く機会がなくて。

まだ地元のお城すら行けていません。ここでスタートをきることが出来て良かったです。

 

さて、次回はバスで移動していよいよこの旅メインの場所へ。ヒントは…『麒麟がくる』!!

【初★福井旅】日本最高峰の禅道場と福井名物【1日目】

まだまだ続きそうな福井旅ブログ…。初日はこれがラストです。1日目だけでも今年中に書けて良かった。

 800年の歴史 大本山永平寺

 この日、最後に観光で訪れたのは大本山永平寺さんでした。

daihonzan-eiheiji.com

鎌倉時代に開創され、それから耐えることなく今でも修行僧が多く修行に励んでいるお寺さんです。

えちぜん鉄道永平寺駅で降り、そこからバスに揺られてこんな山の中までやってきました。

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凜とした空気感で、とても神聖な雰囲気です。

 

結構ギリギリでしたが、なんとか拝観することができました。
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通用門を通って吉祥閣から入ると、まずは若いお坊さんが大広間で永平寺の歴史やそれぞれの建物について丁寧に教えてくれました。

私が行った時は丁度聞き手が私しかいなかったのに声をかけて説明を始めてくれました。マンツーマンだったので、私も気になるところでつい質問をしてしまったりしたのですが、それにも丁寧に答えてくれるし、雪が珍しい感覚の私に永平寺の周辺の冬の過ごし方なんかも教えてくれて、とても優しい素敵な修行僧さんでした。

永平寺に行った際は、時間がなくてもぜひあの説明は聞くべきです!!

 

時間がない割に意外と全ての建物をじっくり見て廻ることができました。写真NGの建物もあったのでここからは一部紹介します。

 

傘松閣
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この絵天井の広間の天井画、1930年(昭和5年)に144名の日本画家によって描かれたそうで、230枚の絵があるそうです。

先ほどの修行僧さんの説明で、ここにあるほとんどの絵が花や鳥を描いたものですが、面白いものもあるので探してみてくださいと言われていました。

 

230枚もある中から見つけられるかな?と思いながら探してみると、思ったよりあっさり見つけられました!!

上を見すぎて首が痛くならずにすんで良かった!!

 

多分これかな?
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写真の真ん中辺り、獅子みたいな動物を見つけられました。

 

建物と建物はこのような階段や廊下でつながっていました。
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冬は寒そうだ…。

そして広い敷地内のうえに山だから階段が多くて上ったり下りたり…。移動も大変そうでした。

 

これは仏殿だったかな?
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立派な山門
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承陽殿…の門
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開祖の道元禅師や歴代禅師の位牌などを安置している場所で、限られた僧しか立ち入ることを許されていない場所もあります。曹洞宗の聖地らしいです。

 

最初の説明の時に「ぜひ見て触って写真を撮ってくださいね」と言われていたものがあったので、それを目指して大庫院へ。
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大庫院は台所にあたる場所らしいのですが…そんな場所で探していたのはこちら。

大すりこぎ棒です。柱じゃないですよ!?笑

この辺りでは、丁度夕餉の支度をしていたのか、修行僧の方が多くいらっしゃいました。なんと約150名もの修行僧さんが常に修行生活を送っているそうで、修行僧さんの生活を垣間見られるなんてお寺を巡っていてもなかなかないチャンスでした。ちなみに修行僧さんのことを『雲水(うんすい)』というそうです。

修行僧さんは写真に入らないように…と言われていたので大すりこぎ棒はタイミングを狙って写真におさめました。柱と一体化しているから意識して見ていなかったら気づかなかったかも…。
現に、私の前を歩いていた観光客の方は見事にスルーしていました。

 

折角なので手を広げて当ててみました。
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いや、もうこれ本当に柱!!抱えても持てる気がしない!!

 

廊下は修行僧さんたちが毎日掃除されているからか、古いけれど綺麗に磨き上げられていました。
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でも、やっぱり冬は寒そうだなぁ…。

 

山門の像。
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山門は修行僧が最初に訪れ、そして修行を終えたときのみ通れる神聖な門らしく、自由に通れるのは住職さんだけらしいです。

 

修行僧の生活って全然知らなかったのですが、私語厳禁の三黙道場 僧堂(坐禅・食事・睡眠の場所)・浴室・東司(お手洗い)では話せないうえに、お手洗いや入浴も一つ一つ決められた手順で行わなければならないとか、そもそも入山する手順が大変とか…へこたれやすい私にはここで修行されている方達に尊敬の念を抱かずにはいられないことばかりでした。

 

そうそう、御朱印だけをいただくつもりが、御朱印帳も素敵すぎて思わずいただいてしまいました。

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何種類かあった中から雪への憧れが強いため、雪景色の柄を。

なんとこの表紙、山中漆器で作られているそうです。御朱印を集め始めて約10年…。30冊ほどの御朱印帳を所持していますが、こんな御朱印帳初めてです!!

 

御朱印はこんな感じでした。
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福井名物!!ソースカツ丼

 1日目の観光を終え、福井駅まで戻ってきました。

駅から歩いてすぐのホテルに宿泊だったので、コインロッカーから荷物を取ってチェックインを済ませ、この日購入したお土産を置いて身軽になってから夕飯を求めて夜の町へ。

 

こんな駅のすぐそばに福井城の石垣を発見!!
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残念ながら天守閣等は残っていなくて今は福井県庁になっているのですよね…。

 

お堀の周りにはかわいいライトが点灯していました。
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福井県だから不死鳥…ですよね。

 

1日目の夕飯はこちら。
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ヨーロッパ軒のソースかつ丼!!

yo-roppaken.gourmet.coocan.jp

福井に行ったら絶対食べたかったのです!!ソースかつ丼。テレビで紹介されているのを見たことがあって、気になっていました。

食べるなら絶対ヨーロッパ軒と決めていました。初日にそれが叶って嬉しかったです。

しかも期待を裏切らない美味しさで、思わずソースかつのソースを買って帰りました。

シンプルだからいい!!最高でした。

ジュラシックな福井駅

 ホテルへの帰り道、そういえばまだまともに福井駅を見ていないと思って寄り道しました。

福井駅は恐竜大国らしくてすごいと有名ですよね。

 

…本当に凄かったーーー!!!
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恐竜がいるのは知っていたけれど、動くんだ!!鳴き声出るんだ!!
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駅前でこんなの楽しめちゃうの!?ユニバ行かなくてもいつでもジュラシックパーク気分ですやん!!笑

 

こちらにも。
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楽しい!!楽しすぎる!!

 

駅の壁も素敵でした。

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恐竜が駅の壁ぶち破って飛び出して来てる!!

 

最早壁の向こうは恐竜の世界!!

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こんなの毎日見られるなんて楽しいですね!!羨ましいですね!!

初日にがっつり心を掴まれてからというもの、観光で駅を利用したのもありますが、2日目の朝も夜も思わず立ち寄って楽しんでしまいました。笑

 

さて、1日目がやっと終わりました。2日目はいよいよ私の中で今回の旅のメインとなる場所に行ってきました。

亀更新ですが続きます。